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2024/3/5 2024福岡県公立高校入試分析とアドバイス

3月5日に実施された福岡県公立高校入試の問題分析と次年度以降のアドバイスです。合格発表は3月15日、午前9時です。

 

総評(2024年3月5日実施)

昨年(2023)と比べて国語が解きやすくなったため、その分、5教科トータルの平均点は上がる見込み。県発表の予想平均点(およそ170点)より若干高くなりそう。ここ数年、数学・英語が難しくなっており、点数の差が開く教科になっているため、特に上位層は実力アップと傾向把握と対策が必要。教科書をベースに丁寧に深く理解し、その場での思考力を試す問題や資料と条件に合わせて過不足なく表現するといった総合的な学力が試されている。

 

  福岡県公立入試問題分析 次年度以降の対策
国語

大問構成は昨年と同じ。昨年と比べると記述が簡単になり、非常に解きやすいものとなっている。大問3の古文・漢文で差が出る。

 

大問1(説明的文章)
(1)人間が自由であるために必要な力、世界を変える力は何かということを述べた文章。全体的に易しい。記述もほとんどが書き抜く問題で、問五のみ考えて書く問題。しかし指定語句があるので、どこを探せばよいか見当はつけやすい。
(2)は前年度と同じ形式。本文の内容が半分以下になったことでかなり解きやすいものとなっている。問われる言語事項は基本的なものばかりであった。

 

大問2(文学的文章;小説)
陸上部に所属する高校生が主人公の話。受験生と年齢が近く、共感しやすい設定だった。考えて書く記述問題について、昨年は三十字程度の記述が二つ、十字程度の記述が一つだったが、今年は五字の記述が一つだけ。本文の読みやすさと相まってかなり簡単になっている。

 

大問3(古典)
前年と同様、漢文の書き下し文とその現代語訳から出題。二つを読み比べながら確認していけば、それほど困らずに問題は解いていける。

 

大問4(条件作文)
第一段落には二つの読書に関するグラフを選び、考えたことを書くもの。グラフを読みとることは前年と同様だが、グラフの数が減ったことと、資料の情報量が少ないことから、混乱する受験生は少なかっただろう。また、第二段落は、読書量を増やす取り組みの案を書くものであり、比較的考えやすい。




①現代文について
最近の国語の入試問題は本文が長く、とにかくスピードが要求されます。自分のペースで読んでいると、最後まで解き終わらなかったということもよくあります。そのため、普段から文章を読むことに慣れておくことが大切です。また、筆者の主張が何か、どのような論理で読み手を納得させようとしているか、具体例はどんな意見・主張を例えたものか、登場人物は何がきっかけでそのような言動をしているのか。そのあたりを意識して読むことが大事です。この点、入試問題の読解は、自由にリラックスして読む、趣味の読書とは性質がまるで違います。速読ができても、内容が理解できていないなら、何度も読み直すことになります。したがって、速読と精読を両立できるように訓練をしましょう。そして、読解問題を解いたら必ず解説を読みましょう。答えがあっているかどうかは、さほど重要ではなく、正しい論理で答えにたどり着いているかが一番大切です。

 

②古典(古文・漢文)について
古典は最も得点率が低いため、ここの出来次第で大きく差をつけることができます。古典に取り組む時間を十分に取り、準備をしたいところです。まずは、文章に読み慣れるところから始めましょう。具体的には、歴史的仮名遣いの読み方をマスターし、スラスラ読めるようになりましょう。詰まりながら読んでいては、内容を理解できません。次に、大まかな内容を理解できるようになりましょう。この時、主語に気を付けるようにしてください。古文は主語が省略される傾向にあるので、そこを取り違えるとまるで違う物語になってしまします。そして、古典を読んだ後は必ず現代語訳を確認し、自分の認識とのズレをなくしていきましょう。最初は、古語や昔の人々の価値観が理解できずに苦戦すると思いますが、だんだんと慣れていきます。

 

③作文について
作文上達の方法はいたってシンプルで、とにかく書くことです。ただ書くだけでなく、書いた作文を塾や学校の先生に添削してもらい、より良い表現に改善しましょう。

 

④最後に
近年では、どの教科も長文を読んで、何が問われているか理解し、必要な情報を抜き出し、答えを導き出すような問題が増えています。つまり、国語の力はすべての教科に横たわる重要な力です。しっかりと取り組めば実力は確実についていきます。いきなり入試レベルの問題を解く必要はありませんが、読解問題に取り組むようにしましょう。正しく読むことができるのは正しく書くことができるからです。その反対も然りです。読む力と書く力は表裏一体でどちらかが欠けると成り立ちません。わからない単語が出てきたときはもちろん調べてください。しかし大事なのはそのあとに、その単語を使って文を作れるまでにすることです。


  福岡県公立入試問題分析 次年度以降の対策
数学

大問数は6題で構成も例年通り。大問2は方程式から確率に、大問3はデータの活用から文字を使った説明に変更。全国的に出題されている箱ひげ図は今年は登場せず。

 

大問1 計算・小問集合
計算から方程式、標本調査、データの活用など9問。関数のグラフをかく問題は毎年出題されている。平易な問題ばかりなので確実に全問正解したいところだ。

 

大問2 確率
(1)は取り出した玉を袋にもどすという点と、「少なくとも」という表現に注意して確率を求める。(2)は(1)と違い、取り出した玉を袋にもどさない場合の記述式の問題。正しく樹形図を書くことができれば、AとBともに同じ確率になり白玉の出やすさに違いはないという結論になることがわかる。

 

大問3 文字を使った説明
連続する整数の性質に関する問題が4問。(1)~(3)は易しめ。(4)については連続する4つの整数を、n,n+1,n+2,n+3といったように文字を用いて考えていくことで解答にたどり着きやすい。問題自体は難しくないが、ここを素早く正確に処理していかないと後半の大問を解く時間が足りなくなってしまう。

 

大問4 関数の利用
毎年出題される関数の利用問題。昨年は1次関数と2次関数の融合だったが、今年は1次関数のみ。(2)は傾きや切片の大小関係に気を付けて解いていく。(3)はグラフにC社のグラフを書き足すことでイメージしやすい。2直線のグラフの式を求め交点を求めていく。このパターンの問題はここまで数多く解いてきたはずなので正解したいところ。昨年よりも易しめ。

 

大問5 平面図形
(1)は垂線の作図に関する問題。(2)の三角形の相似の証明で直角はすぐに示せるが、もう1組の角が等しいことを示すのが難しい。(3)は円周角の定理の逆に関する問題。内接四角形が作れるという点に気付きたいところ。(4)は面積。相似と三平方の定理を上手く用いて解いていく。例年よりも易しめだがそれでも難易度が高い。

 

大問6 空間図形
(1)は直方体の辺や面の位置関係を問う問題。ここは正解したいところ。(2)は最短距離。展開図が長方形にはならない点に注意。正確に書いて、相似と三平方の定理を用いて解いていく。(3)は例年通り最難問。

 

大問別にみると、1、2、4は易化、5、6は難化、3は例年通り。全体的には昨年と同じくらいか。しかしながら変わらず問題量が多いため、時間が足りなかったと感じた受験生が今年も多数出ただろう。

 

数学は毎年ほぼすべての単元から出題されています。大問ごとに、基本レベルの問題から応用問題へと段階的につくられており、特に図形の後半の問題に関しては相当な訓練と応用力が必要となります。上位校を目指す人は図形がポイントとなっていきますので、早いうちから難しい問題にもチャレンジしていきたいところです。

 

・大問1が得点源
大問1の計算・小問題は全得点の約1/3(18点)を占めています。幅広い領域からの出題となりますが、基本的な問題ばかりです。正確に素早く解くことが要求されますので、ミスが多い人はまずその原因をきちんと理解し、早めに修正していくことが重要です。ミスをミスで終わらせないこと。また、日頃から見直しをするクセもつけておきましょう。

 

・題意の読み取り
ここ数年、「ん?どういう意味?」と受験生が思わずつぶやいてしまいそうな問題が多くなってきました。「時間が足りなかった」という原因の一つがこれです。普段の学習の中でもそういった場面に出会ったとき、すぐに人に聞いたり、解答・解説を見たりするのではなく、繰り返し問題を読んだり、図や表にまとめたりし、題意を的確にとらえていくという訓練が必要です。

 

・データの活用の問題
今年はデータの活用に関する問題の割合が少なかったのですが、全国的に見ても年々増えてきており重視すべき単元です。まずは基礎用語の理解とグラフの読み取りを確実にマスターしましょう。またデータを比較する問題では、なぜそうなるのかの理屈を納得いくまでトコトン追及していくことが大切です。できればここも得点源にしていきたい箇所。

 

数学は積み重ねの教科です。まずは今習っている内容をしっかりと理解し身につけていくことが一番大切です。定期テスト前もきちんと準備して理解を深めていくことを意識していきましょう。この積み重ねが中3で受験勉強を始めるときに大きな差となっていきます。また前学年までで苦手となってしまった単元は必ずさかのぼって復習する時間を作ってください。数学は「練習量」と「繰り返し」です。


  福岡県公立入試問題分析 次年度以降の対策
社会

歴史・地理・公民とバランスよく出題、大問1と2が歴史(20点)、3と4が地理(20点)、5と6が公民(20点)であった。

昨年と比べて基本的な用語を答えさせる出題が増え、記述形式は減少。過去に出題された問題と同じ出題もあり、過去問への取り組みが必須であることは間違いないが、ただ、新出内容も各分野に散りばめられているため、過去問だけでは50点以上の高得点は難しい。
全体として、大問構成や配点等に大きな変更はなかったが、傾向の変化は見てとれる。
例えば、歴史分野では、戦後の現代史に絡む出題が増え、記号選択問題では以前と比べて細かな知識を要求されている。

地理と公民は、基本的な問題と高度な内容とのギャップが大きいが、初見であってもその場で考えて解けるような配慮もあるため、答えにたどり着けたかもしれない。

トータルで昨年の平均点より数点上がる見込み。近年のトレンドであるSDGsに絡んだエシカル消費や高齢化に伴う社会保障の問題、環境問題やパリ協定等、時事的な要素も含めて、世の中に対する関心や学習素地が求められている。

 

大問1 歴史(古代から近代まで)
従来は略年表とカードを使ったパターンだったが、簡略化された形式に変更。問4、問5、問6の記号問題が難しく(それも両解)、逆に記述が平易。田畑永代売買禁止令や幕末の金流出等、今後少し踏み込んだ内容まで触れていく必要がある。

 

大問2 歴史(近現代)
戦後の現代史や近年の環境問題等がほとんどを占めており、歴史と公民(第1章;現代社会)との融合問題のような形で出題されている。今後も要注意。

 

大問3 世界地理
問1(赤道と日本標準時子午線との交点を選ぶ問題)は間違えそうな問題。ただ、中国の「経済特区」は2年前も出題されているし、モノカルチャー経済やEUの箇所もさほど難しくない。問2の各州の特徴(人口と穀物生産量の割合)から判断する記号問題が難。

 

大問4 日本地理
資料が多いため、一見難しそうであるが、内容としては平易。

 

大問5 公民
例年と比べて、憲法(人権)と政治分野が多い。問5の経済分野、直接金融と間接金融の出題は初出題、この問題は難易度が高いが、図があるため「家計」を使った記述も書きやすくしてある。

 

大問6 公民
SDGs絡みの環境問題、エシカル消費がテーマ。資料を読み取り、関連付けて記述する問題。

 


社会科は知識事項の暗記がベースとなりますが、それだけで入試で高得点が取れる教科ではありません。教科書内容を確実に理解し、定着していればそれで十分ですが、定期テストと入試とでは範囲も全く異なりますし、一問一答ではなく、1問を解くために自分の持っている知識や経験を総動員する、それぐらいの感覚が必要です。

地理・歴史・公民、配点は20点ずつ均等ですが、例年、「公民が難しかった」という受験生の声が多く聞かれます。これには中3の6月頃まで中学校で「歴史」を勉強しており、公民の教科書に入るのが遅くなっているカリキュラム的な要因が挙げられます。夏以降、受験勉強期間と重なるため、公民は勉強量が不足しがち。私たちの生活と直結する内容や時事的なテーマも多いので、日頃から世の中の動向に興味をもつように心がけましょう。

一問一答で丸暗記できたとしても、時間が経てば忘れてしまいます。賞味期限の短い学習をやめて、テストのたびに復習したり、やり直したりして、教科書に戻ってチェックするといいでしょう。また、授業中の先生の話をよく聞き、その先を想像することも勉強においてとても大切なことです。今年は直前1ヶ月で配付した授業プリントや県プレ入試、過去問集、直前チェック冊子からたくさん(約6割)出題されました。分析と研究は私たち(塾講師)の仕事、受験生のみんなは渡していく課題にきっちり取り組んでください。現中2のみんな、頑張っていきましょう。

 

歴史

まずは「用語(教科書の太文字)」を正確に理解し、書けるように。そして、自分で説明できるようにしましょう。自学ノートを活用して、まとめるといいでしょう。
◆地理

資料やグラフに慣れ、分析する目を持つことを心がけましょう。また、教科書だけでなく、テレビやインターネット等で知りえた視覚情報も役立ちます。
◆公民

世相を反映した出題が増えてますので、ニュースを見たり、新聞を読んだりして、自分なりの意見を持てるといいですね。大人になる準備として公民の学習はとても大切です。政治や経済は、知れば知るほど面白い世界です。


  福岡県公立入試問題分析 次年度以降の対策
理科

生物分野、化学分野、地学分野、物理分野から大問2題ずつの、合計8問の構成は例年と変わりなし。1年生内容が2題、2年生内容が3題、3年生内容が3題とバランスよく出題された。全体的に基本的な内容を問う問題が多く易しい印象ではあるが、一部記述がやや書きにくいのと、問題文を丁寧に読み込まないと間違えやすい問題があり、難易度は昨年並みと思われる。

 

大問1 (生物分野) 動物の分類に関する問題 
問3(1)の(D)は、体表の特徴の違いから両生類よりハチュウ類の方が「乾燥」に強いという語句を答える。(2)の記述は胎生がどのような生まれ方であるかを正確に説明できるかがポイント。

 

大問2 (生物分野) 植物の光合成に関する問題
問2は実験の考察に関する問題。実験の手順と結果をよく読んで丁寧に解くことが必要。問3の対照実験に関する記述は指定語句が
「光」であるが、問題文中の「光合成で使われる物質」や石灰水の変化から「二酸化炭素」という語句を書く必要がある。

 

大問3 (化学分野) 酸化銅の還元に関する問題
問1の記述も含め、いずれも基本的な内容で易しい。塾生は直前にも化学反応式をチェックしたのですべて正答できたであろう。

 

大問4 (化学分野) 中和に関する問題
問2はこまごめピペット使用時の注意点に関する問題。実験器具の使い方については日頃から教科書をよく読んで確認しておきたい。
問3の液中のイオンの種類と数を作図する問題では水溶液がアルカリ性であることに注意。問4の作物の成長と土のpHについての問題は消石灰の水溶液(石灰水)がアルカリ性であることを踏まえて解く。

 

大問5 (地学分野) 地層に関する問題
語句、記述ともに基本的な内容。問1は最も新しい地層を聞かれていることに注意。問4のうすい塩酸をかけたときの反応の違いから「石灰岩」と「チャート」を見分ける記述は指定語句を用いて丁寧に書きたい。

 

大問6 (地学分野) 天体の動きに関する問題
4問中3問が記述。内容は難しくないが、会話文中にあてはまる内容を書く形式のため、問題をよく読み、正確に答える必要がある。

 

大問7 (物理分野) 力の大きさとばねののびに関する問題
問3のグラフの作図は値を・で示すという指示に従い、丁寧に解きたい。問4の計算問題は、力の分解の作図を正確にした上で考える必要がある。

 

大問8 (物理分野) 回路と電流に関する問題
問1の「導体」という語句は基本的な内容ではあるがあまり頻出ではないのでうまく思い出せたかどうか。問2の電圧計の問題は+端子につなぐ導線、-端子につなぐ導線をそれぞれ注意する必要がある。問4の計算問題はやや難。まず電熱線aの抵抗を求める必要があ
る。1A=1000mAであることも確認。


理科は分野別・単元別に出題されるため、努力次第では高得点が狙いやすい教科です。と同時に苦手な生徒も多い教科でもあります。差が付きやすく合格の分岐点と言えるでしょう。次の点に気をつけて取り組みましょう。

☆公立高校入試合格のための理科の勉強法

①知識をしっかりと固める。
すべて教科書内容から出題されます。基本的な語句、実験における注意点(本年度は駒込ピペットの細かい使い方について出題されました。大問4の問2)、化学反応式等教科書をしっかりと読み込むことが大切です。

 

②読解力+記述力
対話形式の問題や誘導がある問題が多く出題されます。
しっかりと問題文を読み、問題の意図を読み取り、正確、かつ簡潔に表現する力が必要となります。福岡県公立入試においては避けては通れません。すぐに身につく力ではありませんので日頃からしっかりとした答案作りを心掛けましょう。

 

③正確な作図力=注意力
グラフを正確に書く力が必要です。(本年度の問題では原点にもデータがあるため、原点にも点を打つ必要があります。大問7の問3)作図の問題では目盛りが与えられているため細部まで慎重かつ正確に値を取る必要があります。これも日頃から磨いていきましょう。

 

④計算力
福岡県の公立高校入試ではさほど多くは出題されませんが徐々に量と難易度も上がってきています。最初に求めた値を繰り返し用いて計算する問題や作図の結果を基に計算を行う問題等、形式が変わりつつあります。その場に応じてどう求めるかを判断し計算する力が必要です。

 

⑤実験・観察の考察
出題の大部分が実験・観察に関する問題です。内容・目的・器具の名前と使い方、注意点などすべてが出題対象です。実験・観察をまとめたノートを作っておくと便利です。

以上のように理科には難問はありませんが、幅広い、また深い理解が必要です。日頃から取り組み、力をつけていきましょう。

 

【中2生へ】
入試まであと1年、今すぐ始めましょう。まずは苦手分野から。上位校では高得点が求められます。苦手分野の克服は絶対条件です。また丁寧さも必須です。雑な答案が一番ダメ。1問1問を丁寧に解いていく姿勢を大切にしましょう。

 

【中1生へ】
中1・中2内容から半分以上が出題されます。履修中の単元の理解度を深めることが大切です。浅い理解は役に立ちません。教科書をよく読み、わからない箇所は参考書などで調べる姿勢が大切です。


  福岡県公立入試問題分析 次年度以降の対策
英語

難易度は例年並み。リスニングの一部と長文の英問英答の出題の仕方で傾向の変化が少しあるが、きちんと英語力をつけてきた受験生ならば特に慌てるようなものではない。語彙についても、新教科書で扱われる少し難しめのレベルの英単語にも慣れてきたようで、塾生の多くは普通に対応できており、問題自体も受験生を大きく動揺させるような難問はなかった。リスニングのできと、無駄な失点を最小限に抑えられたかがポイントになる。

 

【リスニング】
問題2はこれまで(1)と(2)が別々の問題だったが、今年は同じ地図について2つの質問に答える形式だった。それ以外は形式、難易度とも例年並み。問題4の問2は4年続けて疑問文を作るもので、今年は映画作りについてなので、難しい内容になり過ぎないよう注意したい。読まれる文と文の間隔が短く、考えたり書いたりする余裕がないという声が多い。

 

■1(対話文選択)
対話文の空所補充問題で形式は例年通り。会話をしている状況と人物それぞれの立場を正しく把握することがポイント。3は「コーヒーはいかが?」「はい、お願いします。今日のロンドンの天気はどうですか?」と一見、流れが不自然に見えるが、話者にFlight Attendantと書かれてあり、飛行機内での客室乗務員と客の会話だとわかればスムーズに解ける。会話文では内容の前に話者を確認するようにしよう。この先の問題は難易度が上がるので、ここで確実に取っておきたい。

 

■2(対話文読解)
英語の授業中にプレゼンテーションのための調査について先生と生徒が話している場面に関する問題。

問1の語句整序問題の形式は数十年同じ。
①は現在完了進行形〈 have been + ~ing 〉で易しめ、
②は第4文型の〈 give + 人 + 物 〉と、〈 主語 + 動詞 ~ 〉が名詞を後ろから修飾する表現の組み合わせだが、ちくしん生は繰り返し練習してきたので、両方正解の生徒が多かった。

問2は空所補充問題。話の流れと空所の前後の内容を押さえていれば難しくはない。

問3について
(1)は授業の振り返りを生徒の1人がタブレットに入力した文章についての問題。問3はその空所に入る正しい文を選ぶものだが、文意がやや抽象的なのもあって間違えた受験生も多いだろう。イ「他のグループと話すのが✕難しい」、ウ「この地域の歴史を✕自分で調査する」、エ「調査にはインターネットを使うのが✕最も良い方法」など、選択肢の誤った部分を探して消去法で正解を特定するとよい。
(2)は本文と振り返りの内容から生徒のプレゼンテーションの適切なタイトルを選ぶ問題。考え過ぎず素直に選べばよい。

 

■3(エッセイ文読解)
形式は例年通りで、難しめの英単語が多いのも同様だが、ストーリーがわかりやすかったのもあり、昨年より読み易い。

問1は本文のIt’ll be a good [   ].(それは良い[ ]になるでしょう。)という文の空所に入る適語を選ぶ問題。expression(表現)、instrument(器具・楽器)、experience(経験)、friendship(友情)と、やや単語が難しめだが、その前に「今年の夏にアメリカの兄を訪ねてはどうか?」とあるので、experienceだとわかる。

問2は内容についての英問英答で、留学中の母を知るピザ店の男性が驚いた理由を答える問題。例年のように答えにあたる本文の箇所を引用して答えられないため難易度高め。前の部分の(男性)Are you Tomoko’s daughter? (ゆみ)Yes, I am!というやり取りから、He found(knew) Yumi was Tomoko’s daughter.などといった文を自分で作る必要があるので正答率は低くなりそう。

問3はmy dreamの具体的な内容を日本語で記述する問題。答えにあたるのは直前のI want to share them through photos.の文だが、themが、さらにその前のpeople have their wonderful memoriesの「人々の素晴らしい思い出」を指していることを明確にして答える必要がある。このようにして答えさせる問題は過去にも出題されたことがあり、日頃から英文の意味をとる際に文中の代名詞が指すものが何か確認する習慣をつけておきたい。

問5の英問英答(自由に考えて答える)はWhat will you do if you find your old photo?という質問に対する答えを書くもの。昨年は仮定法を用いた文だったが今年は普通の条件文となったので、英文自体はI will~で始めればよいが、どんな内容を書くかで悩んだ生徒が多かったようだ。

 

■4(自由英作文)
30語以上の英語で書く自由英作文。留学先での友人との会話で、日本を訪れるのは8、10、12月のいつがいいか答える問題。「自然を楽しみたい」と言っているので、内容に含むように注意する必要がある。8月に海で泳ぐことなどが書き易い。



①英単語

学校の教科書に出てくる英単語は確実に意味を覚え、できれば書けること、そして英文の中で正しく使えるようにしていくことです。英単語テストがある時だけ覚えるのでは必要な語彙力を身につけることはできません。国語の漢字や語句と同様に、知らないものが出てきたら自分で確認する習慣をつけましょう。
まずは何となく意味のわかる英単語の量を増やしていくことからです。英文を読んでいく時には、全ての英単語の意味がわからなくても、大きな流れを捉えていくことを優先することも大切です。
しかし、いい加減な覚え方ばかりしていてはダメで、新しく出会った英単語は、発音・アクセント、品詞(名詞・動詞・形容詞など)、意味、使い方(実際に英文の中でどう使うか)など、意味以外のこともチェックする習慣をつけましょう。
今年のリスニングでも、decide、introduce、opinion、expressなどは聞いた瞬間に認識できるレベルにしていないと対応できません。英作文でも意味だけしか知らないと正しく書けません。例えばgoは〈go to + 場所〉の形で使うけれどvisitは〈visit + 場所〉の形になるなど。英単語の力は(1)確実に使いこなせるものと(2)何となく意味がわかるものとで成り立っていて、(1)も(2)も両方とも増やしていく努力を続けることです。覚える時も、見る・聞く・声に出す・書く、と五感をフル活用しましょう。
前置詞(in, for, with, byなど名詞の前に置いて意味を加えるもの)をどれくらい知っているか、使えるかも差がつく要素で、場所や時を表す基本的なものに限らず、through~(~を通して)、as~(~として)among~(~の間で)なども入試で何度も出ています。

 

②英文法・英作文

英会話などが瞬間的なものだからルールとか考えるより感覚だと言っても、中学の英文法は基礎の基礎です。「何となく」をできるだけ減らし、立ち止まって正しく理解し、ルールに基づいて英文を読んだり書いたりする姿勢を持ちましょう。自学の時に、その確認を丁寧に行うようにしておけば、テストの時や実際に英語で話す時にも瞬間的に正しい文が作れるようになります。
最近の傾向としては、英文の流れに沿った英文を考えて書く問題が増えているので、自分の表現の引き出しを増やしていう努力が必要です。私立高校入試でも、日常のくだけた日本語の会話を英文に直す問題が出ますが、その際も日本語をそのまま英語にするのでなく、その状況に合った英文を作るのがコツです。
(例)宿題が終わってないのに映画に行こうという友人に対して言う「優先順位が違うよ。」なら、You should do your homework first.(まず宿題をするべきだ)のような感じです。正しい英文を書くこと、そして、その時々の状況に合った英文を書く練習が必要です。いろいろな英文を読んだ時に、自分が使うことも想定して学ぶ姿勢を持ちましょう。

 

③英文読解

まずは教科書の英文を徹底しましょう。
(1)音読:教科書の英文はQRコードで音声を聞けるので、聞きながら読む。音声に少し遅れて音読する(シャドーイング)。
(2)和訳:英語から日本語に直せるようにする。最初は和訳を書き、誰かに正しいか確認してもらう。その後は英文を読みながら、頭の中で正しく意味を言えるか確認する。
(3)英訳:英文の和訳から逆に英文を書いてみる。間違えた部分やわからなかった部分を復習し、覚えたり理解したりする。全部の文をするのは大変なので、自分のレベルによって調節しましょう。
(4)その後は間をおいて時々(1)~(3)を行い、定着させる。
また、英語の問題集などを使って、初めて見る英文を読んだり問題を解いたりする練習も行っていくと、さらに読解力を鍛えられます。その場合も1度だけで終わりにせず、答え合わせや和訳の確認をした後で、何度も読み返すようにしましょう。塾のテキストには長文問題にもQRコードが付いているので、長文を読む練習だけでなく、音声も聞いてリスニング練習に活用してください。

 

④リスニング

リスニングを他の勉強と分けて考えずに、英単語や英文法、そして英文読解の勉強をする時にも、上記のように聞き取りや音読を組み合わせて勉強していくことで英語を聞き取る力もついていきます。入試直前になって慌てても間に合いません。教科書のQRコードやアプリ、動画サイトなどを活用しましょう。洋画や洋楽もいいですが、必ず音声のスクリプト(本文の原稿)があるものを使わないと効果はありません。音声と実際のスクリプトを照らし合わせて、自分の思っていた音と違う部分を修正し、シャドウイングなどで自分でも発音できるようにしていくことで聞き取る力もつくのです。

 

⑤最後に

現在の教科書では中1の段階で、すでに小学校である程度の英単語と英語表現を習得していることを前提に内容が構成されています。教科書を見て、そうした既習内容に自分が知らないものが出てきた場合は、必ず確認したり覚えたりするように努めましょう。それに加えて中学での新出内容も出てきた時に覚え、繰り返し練習して、いつでも瞬間的に意味がわかったり、言いたいことを英語で表現できたりすることを目指していくことが必要です。語学はスポーツや楽器の習得と同様に、単純な基礎練習の継続(英単語の暗記、基本例文の暗唱、英文の聞き取りの習慣など)が最も重要です。やったりやらなかったりするのでなく、短い時間でも触れる機会をできるだけ増やしましょう。
現在の学校教科書で使われている英単語や表現は、中3が英検準2級程度のレベルとなっており、英文の分量も増え、以前より実用的な英語で構成されていますので、英検に挑戦して総合的な力を磨くのもいいでしょう。また、生きた英語に触れるなら、ちくしんのRevo-Englishが最適です。読む・書く英語と、話す・聞く英語の相互作用や、ネイティブ相手に実際に使いながら学ぶことで強く印象に残ります。最近はスマホのアプリや中学生用の無料動画なども多いので、自分に合った続けやすい方法で英語学習に取り組んでいきましょう。


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2024/02/10new! 春期講習のお知らせ

春期講習の日程概要が確定しました。春は1年のスタート!塾生の皆さんご確認ください。なお、塾生全員、授業料10%オフの「感謝割」が適用されます。

また、春・新学期からご検討中のお子様(新規生)のご予約ご相談も受付開始します。
なお、新中3と新中2の春講に関しては(特に本校ですが)塾生でほぼ満席のため若干名の募集となります。ご了承ください。4月からであれば1クラス増設しますのでご予約承ります。お早めにご連絡ください。


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2024/02/03 新小5受験ONE「春プレ講習」2月スタート

 

現小4(新小5)の皆さんに新年度以降の授業に関してご案内いたします。
当塾本校の小5コースには、①ONE(中学受験) ②CAP(非受験型;上位校進学) ③個別指導マナビバ の3コースがございます。
基本的にはONEもCAPも春期講習からのスタートになるのですが、例年、2月中旬から3週間程度、受験コースをご検討されておられる現小4生を対象とした「新小5受験ONEプレ講習」を開講しております。毎年良い手ごたえを感じるとともに、大変ご好評をいただいております。
今年度は下記のとおり、火曜・木曜の夕方、全6回完成で実施します。全ての日程は参加できないという方でも参加可能です。(少人数で実施しますのでそのあたりはこちらで柔軟に対応します)
プレ講習の内容としては、中学受験の学習につながる基礎・基本を中心に、また、知的好奇心を育むような授業を進めてまいります。一番の狙いは「学習するとはこういうことだよ」を伝えることです。ご相談は随時承ります。遠慮なくご連絡ください。(案内用紙※画像をご確認ください)

◆会場 ちくしの進学教室 本校 
筑紫野市針摺中央2‐3‐5 朝倉街道バスセンター2階

◆教科内容
国語:漢字・熟語/説明文/物語文/ことわざ・慣用句/文法(主述・修飾語)
算数:計算のきまりと逆算/小数と分数/面積と単位/角の性質/文章題と線分図
社会:地図の見方/都道府県/日本地理の基礎基本知識
理科:こん虫の育ち方/太陽の動きと気温・地温の変化/星の観察/かん電池と豆電球

◆費 用 授業料+プリント教材+最終日の模試費用含む全6回 税込¥8,800
※1日のみの体験参加の場合、税込¥1,650です。

 

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2023/11/02 冬時制スタートと冬期講習のお知らせ

11月から3月半ばまで、当塾では授業の開始時刻と終了時刻を少し早めています。日没の関係で学校からの帰宅が早くなることから、この「冬時制」を採用することによって、塾生も私たち講師陣も限られた時間を効率よく使っています。
無料体験にご参加の際は、曜日だけでなく、時間帯をご確認いただきますようお願いします。※学年コースによって異なります
さて、冬期講習の日程概要等、大枠がまとまりました。ご確認ください。なお、新規生・冬講生の受付も開始します。中1中2は残席わずかとなっております。ご了承ください。

 

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2023/5/30 夏期講習概要決定!

夏講の大枠が決まりました。学年・コースによって日程や時間帯が異なりますのでご注意ください。なお、中学部はほぼ満席のため、お受けできない場合もございます。今夏は受験生合宿や校外学習イベントを復活させます!ちくしんの夏、ご期待ください!


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2023/4/1 英検と漢検のご案内(公開準会場)

2023年度、第1回英検・漢検のご案内です。当塾は検定準会場の認定を受けております。対策テキストや英検のリスニングCDも当塾で購入できます。塾生に限らず、どなたでも受検可能!毎回、地域の子どもから大人まで多数ご参加いただいてます。ご相談は随時ご連絡ください。

 

【案内文は塾長ブログに掲載】
https://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2023/04/01/125022


≪英語検定≫
当塾実施日:6月3日(土) 
テスト時間帯は級によって異なります。本校にて開催。申込受付開始しました。受付期間は4月28日まで。
※英検公式サイト http://www.eiken.or.jp/eiken/

 

 

≪漢字検定≫
当塾実施日:6月24日(土)
テスト時間帯は級によって異なります。両校にて開催します。小6で5級を目指しましょう!申込受付開始しました。受付期間は5月24日まで。
※級の目安はコチラ http://www.kanken.or.jp/kanken/meyasucheck/

 

 

みなさんのチャレンジお待ちしています!

 

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・ご案内(英検&漢検)

・申込書(英検&漢検)

 

【お問合せ】

◆ちくしん本校
朝倉街道駅前バスセンター TEL 092-918-5417

◆ちくしん山家道校 
山家道交差点バス停前 TEL 092-555-5417

 

2023/3/9 福岡県公立高校入試問題分析とアドバイス

総論(2023年3月7日実施)

特に国語が難化、数学も傾向に変化が見られ、後半に難易度の高い問題が増えた。社会と理科は比較的解きやすい問題が並んだが、記述形式が答えにくいものが多く、昨年並みと予想。英語も昨年並み。5科トータルの全体平均点はやや下がる見込み。また、新課程内容に関しては、数学の箱ひげ図(2年連続)や理科のイオン化傾向、英語の仮定法などが出題されている。いずれの教科も丸暗記で答えが出るような簡単な問題は少なく、やはり、知識を組み合わせて思考力を試す問題、正確に読み取り、条件に合わせて過不足なく表現する、そういった総合的な学力が試されている。時間内に読み解くスピードを鍛えていく必要がある。

 

  分析と傾向 次年度以降の対策
国語

昨年とほぼ同じ大問構成だった。語彙や漢字に関する設問は大問2から大問1へ移動。昨年同様、記述問題は30字程度だが、書きにくいものが多く、昨年よりも難化。問題量は例年と大きく差異はないが、試験時間が50分であることを考慮すると、情報を素早く処理していくスピードが求められる。


大問1(説明的文章)
(1)効率化により時間を節約し、経済優先となった社会に警鐘を鳴らし、信頼に基づく社会を作るために時間を費やすことの重要性を説いた文章。問一ではことわざを答える問題が出題されたが、聞きなじみのあるものであり難しくない。問三・問五の記述問題は答えを探す場所はわかりやすいが、該当部分を要約する力が問われた。問四の野生のゴリラの例が文章の中でどのような役割を果たしているか問われた問題は、前後の筆者の主張を読み取り、選択肢の中から不適切な表現のものを排除できたかがカギとなる。
(2)は(1)で登場したミヒャエル・エンデ作「モモ」の一節から出題。前年度まではポップ等の資料から読み取る問題だったが今年度はある程度の文量が出された。しかし、内容に関係するのは問一だけなので、落ち着いて設問を見ることができたかどうか。問一は「具体的」の意味が理解できていれば簡単だが、そうでない場合は判断に時間がとられたことだろう。問二は「文の働き」と「文節相互の関係」を区別できていれば正解できる。問三は熟語の構成、問四は同音異字ともに容易。問5は書体に関する問題。選択肢の五つのうち三つが正解。特に、「4 漢字の行書に調和する書き方で仮名を書くこと」がわかりづらく、また正解数がわからないため正答率は低いだろう。


大問2(文学的文章;小説)
仏像修復師が主人公の小説。常に主人公視点で物語が進み、仏像と向き合う主人公の心情を読み取っていく。問一から問三は解きやすいが、問四、問五は主人公の行動から心情を読み取る問題が難しい。自己と他者の評価の差に悩み、絶望の中で仏像修復師にひかれていった主人公の心情を読み取る必要がある。短時間で正解を導き出すのは難しい。


大問3(古典)
漢文の書き下し文とその現代語訳から出題。問一は現代仮名遣いに直す問題。問二・問三は古文と現代語訳を照らし合わせて読めば解くことができる。問四は返り点をつける問題。こちらは「レ点」と「一・二点」を複数箇所書く必要があり、やや難しかった。問五の(1)は現代語訳を中心に読み取れば正解できる。(2)は二つの話の言いたいことを抽象化して書く必要がある。理解は難しくないが、記述を考える時間が残されていたかどうか。


大問4(条件作文)
言葉や言葉の使い方について考えを述べる作文。第二段落で自分の知識や経験と結び付けて書くことが最大のポイント。そこを考えることができれば、逆算で第一段落も書けるだろう。




H30年度以降、語彙・知識問題の比重が高くなっており、大問1つ分として独立した問題でした。また、抜き出し問題は少なく、自分で考えて記述する問題が多いので、制限時間を考えると難化していると言えるでしょう。以下、来年度受験生へのアドバイスです。


①最近の国語の入試問題は文量が多くとにかくスピードが要求されます。自分のペースで読んでいると、最後まで解き終わらなかったということもよくあります。正確さや丁寧さと、読む速さ・解く速さを両立しなければなりません。


②国語は語彙力です。文章を読むとき自らの語彙の中でしか理解できません。画像の解像度が低いと細かいニュアンスが分からないように、語彙を豊かにし言葉の意味を細かくとらえられるようにすれば、文章の理解度は上がっていきます。知らない言葉に出会ったときは、その都度意味を調べて、語彙力を向上させましょう。近年の入試問題では、語彙・知識問題が大問1つ分出題されています。漢字はもちろんのこと、類義語・対義語などの熟語、慣用句やことわざ、故事成語など、日頃から身につけていくことが大切です。


③文法は、文節と単語に始まり、文節相互の関係、品詞それぞれの働きや用法、その識別も含めて学ばなければならないものも多く、入試にもよく出題されるため、対策が必須です。まずは10個の品詞を正しく見分けられるようになることから。文法は繰り返し問題を解いて理解することで身につきます。苦手のままにしないようにしましょう。


④古典(古文・漢文)について。受験勉強のスタートとして、短くておもしろみのある文章を選び、まずは音読から始めましょう。おおまかな意味を捉えることができれば十分です。


⑤作文の対策は、普段から「書き言葉」を意識して使ってください。話し言葉や「ら抜き言葉」「さ入れ言葉」など、作文に適切でない言葉もあります。そして、試験の場合は「条件」が設定されていますから、その範囲の中で、自分の主張を書くように心がけましょう。入試の作文は、条件を守っていないと大きく減点されてしまいます。また、近年は読み取る資料も多いので、素早く情報を処理しなければなりません。

受験勉強において、他の教科に比べて国語は最も勉強時間が少なくなりがちです。しかし、どの教科においても国語の力は必要とされます。素早く読んで理解し、素早く過不足なく書くことができれば、それは数学・社会・理科・英語にも活用できます。国語を勉強することは読む能力・書く能力を養うことにつながります。
現中2・中1生も、一度、今年の入試問題に挑戦してみることをオススメします。学校の定期テストとは異なり、初見の文章を大問1題につき約10分で乗り切っていかなければなりません。それも国語は入試において最も緊張する最初の教科になりますから、実は思った以上に大変です。勉強が後回しになりがちな国語だからこそ、日頃からその力を磨いていきましょう。


  分析と傾向 次年度以降の対策
数学

大問数は6題で構成も例年通り。削除単元はなく、
データの活用が大問2から大問3へ移動。大問3は3年ぶりに方程式の利用が出題。


大問1 計算・小問集合
計算から関数のグラフ、標本調査、角度の問題などが9問。(9)の角度の問題は平行線や円周角に着目しないと解けないやや難しめの問題だったが、それ以外は確実に正解したいところ。グラフをかく問題は5年連続の出題。


大問2 方程式の利用
(1)あめの定価を文字式であらわす問題。いきなり解答を書こうとするのではなく、定価×0.8=aという式から定価を考えていくと答えに辿りつきやすい。
(2)生徒の人数をx人として1次方程式をたてて解いていく。易しめ。問題文を正確に読み取り、必要な内容を漏れなく書くことができれば正解できたはず。


大問3 データの活用
新課程内容になる「箱ひげ図」を使ったデータの読み取りの問題。2年連続の出題。(1)こそ易しめだが、(2)(3)は用語の意味を理解し、箱ひげ図とヒストグラムのデータを確実に読み取ることができるかを求められた問題で、最後まで悩んだ受験生も多かったのではないか。


大問4 関数の利用
毎年出題される関数の利用問題だが、今年は2乗に比例する関数と比例・1次関数の融合問題であった。H28の問題と酷似している。グラフの式をたてるだけでなく、そこから必要な座標を求めていく計算力も求められる。昨年よりも難しい。


大問5 平面図形
この大問のページを開いたときに、正方形が登場していることに驚いた生徒も多かったはず。(1)(2)は三角形の合同に関する内容。易しめ。(3)は三角形の相似の証明。前半部分で証明された合同な三角形を使って1組の角が等しいことにつなげていく部分が難しい。(4)は面積比の問題。例年よりは易しめだが、それでも難易度は高い。


大問6 空間図形
立体は円すい。毎年出題される辺や面の位置関係を問う問題は出題されず、(1)は表面積、(2)は体積を求めてから円柱の高さにつなげていく問題。いずれも公式の意味を理解しておけば確実に正解できる。そして(3)は指定された辺の長さを、相似や三平方を利用して解く問題となっており、昨年よりも難易度が高い。

昨年の平均は32点だったが、今年は難化している箇所もあることから、平均点は若干下がる予想。30点前後くらいか。

 

中学3年間のほぼすべての単元から出題されています。問題レベルも基礎から応用までと幅広く、特に関数の利用や図形問題では、表面的な知識だけでなく、本当に理解できているのかを試す問題ばかりです。まずは学校での定期テストのときから確実に基礎基本を定着させておくことがポイント。苦手な単元は早めに取り掛かり、わからないことをそのままにしないようにしていきましょう。また入試問題は、文章そのものが長く情報量も多いため、できるだけ短時間で意味を正確に読み取る訓練が必要です。キーワード・数値・聞かれている内容に線を引き、一つひとつチェックしながら解き進める習慣をつけていきましょう。


・記述式問題への対策
数年前まで、大問2から大問5での説明・証明といった全記述形式の問題が多かったのですが、昨年から減少傾向にあります。対して、途中式や数値だけを記入する、いわゆる部分記述の割合が多くなってきています。やはり練習量と正しく理解しているかがポイントになってきますので、『全記述で解答できる』ように備えておいたほうがよいでしょう。

・データ系の問題
ここ数年の傾向として「ヒストグラム」や「箱ひげ図」を利用したデータの比較や読み取りの問題が必須となってきました。グラフの特徴や語句の意味を正しく理解したうえで、データを説明したり作成したりする問題にも慣れておきたいです。

・考える訓練
思考力を問う問題も増えています。解答までの道筋を自分で組み立てていく力が求められます。そのためにも日頃から、解き方を覚えるのではなく、なぜそうなるのか?を念頭に置いて、授業を受けたり問題を解いたりしていくようにしましょう。大事なのは作業にならないことです。


中1・中2生へのアドバイス
①計算力を意識する。素早く、正確に解くためにも計算脳を鍛えていきましょう。

②公式や用語の意味を正しく理解しておきましょう。自分オリジナルの公式集・用語集を作ってみるのもいいかもしれません。

③苦手な単元に対して早めに集中的に取り組みましょう。わからない箇所を後回しにしない。

④問題文を早く正確に読み取る訓練が必要。与えられた条件や数値、大事な箇所に線を引き、グラフや図形に情報を正確に記入するようにしてみてください。

⑤教科書の各単元の最後にある『活用』問題にも挑戦してみてください。特に上位校を目指す生徒は応用力強化にもつながります。思考力を問う問題も近年出題されているので時間をかけて是非チャレンジしてみましょう。

  分析と傾向 次年度以降の対策
社会

歴史、地理、公民とバランスよく出題、練られた良問が多く、一問一答形式のような単純な問題は極めて少なくなった。大問1と2が歴史(20点)、3と4が地理(20点)、5と6が公民(20点)であった。
大問構成や配点等に変化はないが、歴史分野に傾向の変化が見られる。政治史よりも社会経済史に関する出題が多く、また、記述形式で答える問題がいずれも難化している。逆に、今年は地理と公民がやや易化しており、トータルでは昨年並みの平均点に落ち着くか少し上がる見込み。「時間が足りなかった」ということもなさそうだ。
従来、社会科は事前の準備(暗記)による知識量がモノをいう教科だったが、思考力記述力重視の流れは続いている。時事的な要素も含めて、いわゆる教養に近い学習素地が求められている。

塾生は高得点が期待できる。入試直前の数週間で取り上げてきた類題が多数出題された。


大問1 歴史
略年表とカードを使った定番のパターン。記号選択の問題は平易だが、記述形式が2題ともに難しく、指定語句をヒントにうまくまとめられたかどうかがポイント。


大問2 歴史
世界遺産を題材にした近現代の歴史。


大問3 世界地理
地理の総合力を試すオーソドックスな出題が多い。問3と問4がやや難。


大問4 日本地理
問4(愛知県の農業)がやや難しいか。全体的に平易。


大問5 公民
全範囲から出題。問3の衆議院の優越に関する出題がやや難。裁判員制度や京都議定書、税金、社会保障制度など。



大問6 公民
地方創生がテーマ。資料を読み取り、関連付けて記述する問題。



社会科は数年前と比べて解きやすい問題が増え、平均点は高めです。ただ、誤解のないようにしてほしいのは、ベースとなる基本知識が整っていてこそ、入試問題が「解ける」のであって、それがあやふやでは答えにたどり着けません。教科書内容を確実に理解し、定着していればそれで十分なのですが、定期テストと入試とでは範囲も全く異なりますし、一問一答ではなく、1問を解くために自分の持っている知識や経験を総動員する、それぐらいの感覚が必要です。

地理・歴史・公民、配点は20点ずつ均等ですが、ここ数年、入試直後に感想を聞くと、「公民が難しかった」という受験生の声が多いです。これは中3の6月頃まで中学校で歴史を勉強しており、公民の教科書に入るのが遅くなっている進度的な要因が挙げられます。夏以降の受験勉強期間と重なるため、公民は勉強量が不足しがちです。私たちの生活と直結する内容や時事的なテーマも多いので、日頃から世の中の動向に興味をもつように心がけましょう。
もう一言、アドバイス。一問一答で意味も理解せず丸暗記したとしても、時間が経てば忘れてしまいます。知識をつなげていくこと、例えば歴史であれば、原因と結果をセットで覚えたり、歴史上の人物の家系図を調べたり、画像で見たりすることで知識が立体的になります。ヒントは授業中の先生の話にあります。よく話を聞き、そして想像してください。


歴史 まずは「用語(教科書の太文字)」を正確に理解すること。次に自分できちんと説明できるようにすること。自学ノートを活用しましょう。

地理 資料やグラフに慣れ、分析する目を持つことを心がけましょう。また、教科書だけでなくテレビ等で視覚的に知り得る情報も役立ちます。

公民 世相を反映した出題が増えてますので、ニュースを見たり、新聞を読んだりして、自分なりの意見を持てるようになりましょう。選挙権だけでなく、成人年齢も18歳に引き下げられました。大人になる準備として公民の学習は大切ですし、知れば知るほど面白い世界です。


  分析と傾向 次年度以降の対策
理科

生物分野、化学分野、地学分野、物理分野から大問2題ずつの、合計8問の構成は例年と変わりなし。1年生内容が2題、2年生内容が3題、3年生内容が3題とバランスよく出題された。記述式の問題も例年通り出題されたが、やや短めかつ頻出の問題。全体的に基本的な内容を問う問題が多く易しい印象ではあるが、イオンや電流など苦手とする受験生が多い分野からの出題があり、平均点は昨年並みと思われる。


大問1 (生物分野) 植物のつくりとはたらきに関する問題 
問4の根毛の役割に関する記述は基本的な内容で易しい。


大問2 (生物分野) 生殖と遺伝に関する問題
問2の「発生」は誤答しやすい語句であるものの、直前の予想模試で出題された内容であったので塾生はうまく答えられたであろう。


大問3 (化学分野) 物質の密度に関する問題
問2は密度を求める計算問題であったが、他の金属の密度の計算結果が表に示されているため易しい。
問4の記述問題は指定語句に気をつけながら丁寧に答えることが大事。


大問4 (化学分野) イオンへのなりやすさに関する問題
新課程のイオン化傾向を問う問題であった。問1のマイクロスケール実験の良い点を答える問題は教科書をよく読んでいれば難なく答えられる。
問4の金属の名称をイオンになりやすい順に答える問題は間違えないよう正確に答えたい。


大問5 (地学分野) 火成岩に関する問題
語句、記述ともに基本的な内容。問2(2)は鉱物の形状まで問われているのでやや難。(3)は無色鉱物についてではなく有色鉱物の割合について述べる必要がある。


大問6 (地学分野) 日本の天気に関する問題
日本付近の気団や前線に関する問題であったが、あまり深い内容を問うものではなく易しい。問1の天気図記号を書く問題では解答欄の方角が16方位であることと、風力が1であることに注意。


大問7 (物理分野) 電熱線の発熱量に関する問題
問1は指定語句が「熱量」なので少し書きにくいが理由がきちんと理解できていれば解ける。問3のグラフを書く問題では間違えやすいポイントに注意して、丁寧に書くことが必要。


大問8 (物理分野) 物体の運動に関する問題
やや難。教科書レベルの内容を深く理解しているかが問われる問題が多かった。問2は2人の生徒の意見のうち、どちらの意見が正しいかを確かめるため、実験結果を考察することによって答えるという問題で、初めての形式であった。問3の記述も上位層以外の生徒にとっては難しい。

理科は全学年の全分野から幅広く出題されます。計算問題の出題が増えてきているのも特徴です。記述式の問題や作図問題も出題されます。丁寧さ・正確さ・表現力を磨くことが大切です。苦手分野を先延ばしにせず、すぐに克服する姿勢が大切です。特に筑紫丘・明善等の公立TOP校を受験する生徒には高得点が必要とされます。

 

☆公立高校入試合格のための理科の勉強法


①実験の意味、内容について深く理解すること
実験についての出題が大半を占めます。実験器具の使い方や実験における注意事項等についてノートにまとめていくと良いでしょう。


②計算力を磨こう
すべての分野で計算問題が出題されます。練習問題を繰り返し解くことでチカラがついてきます。
特に理科の計算では単位についてよく理解していることが大切です。また、ミスを防ぐために数字に対する感覚を磨いていくことを意識しましょう。


③表現力を身につけよう
記述式の問題が多く出題されます。適切な語句を用いて表現することは入試直前で身につくことではありません。日頃から自分の言葉で説明できるように、また書けるように練習しましょう。


④教科書を何度も読もう
公立高校入試は教科書の内容から出題されます。教科書を何度も読むことで理解を深めましょう。


  分析と傾向 次年度以降の対策
英語

英単語も文法内容も、本格的に新教科書の内容が出題され始めた印象。長文問題の1つが難しめの英単語や仮定法を使った英問英答を含み正答率が低くなりそうだが、30語以上で書く自由英作文が昨年までと比べて書き易いものだったことで、全体的な平均点は昨年並みになると考えられる。


リスニング
形式、難易度とも昨年並み。受験生によると、読まれる文と文の間隔が短く、次から次へと読まれていく感じだとのこと。聞いた瞬間に理解していける英語力が求められている。


1(対話文選択)
対話文の空所補充問題で形式は例年通り。対話や選択肢中にhelp+人+動詞「人が~するのを手伝う」や現在完了進行形など新教科書内容が含まれているが難易度は例年並み。ただ、ここは正答率が高いので、会話のシチュエーションや文脈をきちんと捉え確実に得点しないといけない。


2(対話文読解)
形式、難易度とも昨年並み。語句整序問題は①が間接疑問文の表現。「これまで人々がどんなイベントに参加してきたか」とwhat events people have joined(疑問詞+名詞+主語・動詞~)という疑問詞と名詞の形を使う形はできない生徒が多いので、正答率は低そうだ。②は新教科書内容のlet+人+動詞原形「人に~させる」という使役表現だが、こちらの方が文は作りやすく正解した受験生が多いだろう。
問2、問3の空所補充問題や問4の英語の質問に対する正しい答えを選ぶ問題は、選択肢の英文が相変わらず長いが、難しくはない。本文中にはtake part in(参加する)、several(いくつかの)、local(地域の)などやや難しい単語が含まれていたとはいえ、比較的解きやすいものだった。


3(エッセイ文読解)
形式は例年通りだがexperience(経験)、graduation(卒業)、education(教育)など、本文中に難しい英単語が多く、文を読み通すのに苦労した受験生が多かった。問1の英問英答(本文の内容について)と問2の難語の意味の類推(選択肢)はそれほど難しくなく例年並み。問3の指示語thatの指す内容を日本語で記述するものは、答えとなる文中のimprove(上達させる)やthrough~(~を通して)の意味が書けたかどうかが明暗を分けた。improveはたとえ意味を知らなくても、文脈から「向上させる、うまくする、進歩させる、よくする」的なことは書きたいところ。問5の英問英答(自由に考えて答える)はWhat would you teach children if you were a teacher?(もしもあなたが先生だとしたら、子供たちに何を教えるか?)と仮定法を用いた疑問文に対する答えを求められ、きちんと仮定法でI would teach them how to study English.などと答える必要がある。昨年は選択肢の中に含まれる程度だった仮定法が本格的に問題として出題された。このように、英単語や英文法が全体的に難しめであることに加え、例年通りの難易度の大問2に比べ急にレベルが上がることで慌てた受験生も多く、そういったことも加わり昨年より正答率が低そうだ。


4(自由英作文)
30語以上の英語で書く自由英作文。ホームステイ先で、a supermarket, an art museum, the seaのどこに行きたいかを理由とともに書く。過去3年出題の、2つから1つ選んでもう一方についても触れるものから形式が変わり、かなり書き易くなった。3の長文問題が難しめなので全体の平均点を昨年並みに保つために自由英作文は易しめにしたというところか。



①英単語
学校の教科書に出てくる英単語は確実に意味を覚え、できれば書けること、そして英文の中で正しく使えるようにしていくことです。英単語テストがある時だけ覚えるのでは必要な語彙力を身につけることはできません。国語の漢字や語句と同様に、知らないものが出てきたら自分で確認する習慣をつけましょう。
まずは何となく意味のわかる英単語の量を増やしていくことからです。英文を読んでいく時には、全ての英単語の意味がわからなくても、大きな流れを捉えていくことを優先することも大切です。しかし、いい加減な覚え方ばかりしていてはダメで、新しく出会った英単語は、発音・アクセント、品詞(名詞・動詞・形容詞など)、意味、使い方(実際に英文の中でどう使うか)など、意味以外のこともチェックする習慣をつけましょう。今年のリスニングでも、forest、each activity、east Australiaなどは聞いた瞬間に認識できるレベルにしていないと対応できません。英作文でも意味だけしか知らないと正しく書けません。例えばgoは〈go to + 場所〉の形で使うけれどvisitは〈visit + 場所〉の形になるなど。英単語の力は(1)確実に使いこなせるものと(2)何となく意味がわかるものとで成り立っていて、(1)も(2)も両方とも増やしていく努力を続けることです。覚える時も、見る・聞く・声に出す・書く、と五感をフル活用しましょう。


②英文法・英作文
英会話などが瞬間的なものだからルールとか考えるより感覚だと言っても、中学の英文法は基礎の基礎です。「何となく」をできるだけ減らし、立ち止まって正しく理解し、ルールに基づいて英文を読んだり書いたりする姿勢を持ちましょう。自学の時に、その確認を丁寧に行うようにしておけば、テストの時や実際に英語で話す時にも瞬間的に正しい文が作れるようになります。


③英文読解
まずは教科書の英文を徹底しましょう。
(1)音読:教科書の英文はQRコードで音声を聞けるので、聞きながら読む。音声に少し遅れて音読する(シャドーイング)。
(2)和訳:英語から日本語に直せるようにする。最初は和訳を書き、誰かに正しいか確認してもらう。その後は英文を読みながら、頭の中で正しく意味を言えるか確認する。
(3)英訳:英文の和訳から逆に英文を書いてみる。間違えた部分やわからなかった部分を復習し、覚えたり理解したりする。全部の文をするのは大変なので、自分のレベルによって調節しましょう。
(4)その後は間をおいて時々(1)~(3)を行い、定着させる。
また、英語の問題集などを使って、初めて見る英文を読んだり問題を解いたりする練習も行っていくと、さらに読解力を鍛えられます。その場合も1度だけで終わりにせず、答え合わせや和訳の確認をした後で、何度も読み返すようにしましょう。塾のテキストには長文問題にもQRコードが付いているので、長文を読む練習だけでなく、音声も聞いてリスニング練習に活用してください。


④リスニング
リスニングを他の勉強と分けて考えずに、英単語や英文法、そして英文読解の勉強をする時にも、上記のように聞き取りや音読を組み合わせて勉強していくことで英語を聞き取る力もついていきます。入試直前になって慌てても間に合いません。教科書のQRコードやアプリ、動画サイトなどを活用しましょう。洋画や洋楽もいいですが、必ず音声のスクリプト(本文の原稿)があるものを使わないと効果はありません。音声と実際のスクリプトを照らし合わせて、自分の思っていた音と違う部分を修正し、シャドウイングなどで自分でも発音できるようにしていくことで聞き取る力もつくのです。


⑤最後に
現在の教科書では中1の段階で、すでに小学校である程度の英単語と英語表現を習得していることを前提に内容が構成されています。教科書を見て、そうした既習内容に自分が知らないものが出てきた場合は、必ず確認したり覚えたりするように努めましょう。それに加えて中学での新出内容も出てきた時に覚え、繰り返し練習して、いつでも瞬間的に意味がわかったり、言いたいことを英語で表現できたりすることを目指していくことが必要です。語学はスポーツや楽器の習得と同様に、単純な基礎練習の継続(英単語の暗記、基本例文の暗唱、英文の聞き取りの習慣など)が最も重要です。やったりやらなかったりするのでなく、短い時間でも触れる機会をできるだけ増やしましょう。
現在の学校教科書で使われている英単語や表現は、中3が英検準2級程度のレベルとなっており、英文の分量も増え、以前より実用的な英語で構成されていますので、英検に挑戦して総合的な力を磨くのもいいでしょう。また、生きた英語に触れるなら、ちくしんのRevo-Englishが最適です。読む・書く英語と、話す・聞く英語の相互作用や、ネイティブ相手に実際に使いながら学ぶことで強く印象に残ります。最近はスマホのアプリや中学生用の無料動画なども多いので、自分に合った続けやすい方法で英語学習に取り組んでいきましょう。

 


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2023/02/17new! 新年度年間受講料月額一覧(両校全コース)

新年度(2023年4月から1年間)の各コース受講料一覧です。年間通して月毎に全て公表することによって、保護者様にもご安心いただいております。春以降、塾をご検討中の方もどうぞご確認ください。
塾長ブログにも掲載しております。
https://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2023/02/17/142206


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2023/02/15new! 春講概要と新中1無料体験会のお知らせ

現在、本校(朝倉街道)は、「小6CAP※非受験公立進学」が定員満席のため、小6の無料体験授業を停止中なのですが、大変ありがたいことに新中1のお問い合わせが増えている状況です。本校は春期講習から習熟度別2クラス設定(1クラス増)になりますが、今日現在、あと10名程度の残席になっております。なお、山家道校は、通常の小6CAPで1週間無料体験が可能です。 さて、今回、3月23日(木)の夕方17:00から2時間、塾選びをご検討中のお子様を対象とした一日無料体験デーを企画しました。春講が始まる前に、一度、ちくしんの授業を体験していただこう!という趣旨です。ご予約制になりますので、お早めにご連絡ください。両校で開催します。

春から始める新中1限定!無料体験授業(要予約)
3月23日(木) 17:00~19:00 ※持参物 筆記用具・ノートのみ

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募集状況補足(ホームページお問合せページ掲載内容抜粋)】

現在、本校の新中1(小6CAP)・新中2(現中1)・新中3(現中2)と山家道校の新中2(現中1)・新中3(現中2)は、全クラス定員満席のため、新規生募集を停止しております。春期講習の新規生受け入れは難しい状況です。ご了承ください。なお、春期講習後、新学期(4月)になりましたら、各学年クラス数が増えますので、新規生募集を再開します。よろしくお願いします。 2023年2月1日現在

2023/02/14new! 小学生公開テスト 3月11日(土)「学力コンクール」開催!

学力コンクールとは、小学生を対象とした本格的な公開実力テスト会です。現学年の終わりに、新年度に向けて実施するこのテスト会には、毎年、塾生以外の地域の子どもたちも多数チャレンジされておられます。
学力コンクールはお子様の成績を客観的に分析するだけにとどまらず、お住まいの学区・地区における公立・私立高校のうち、お子さまの学力がどのあたりの位置なのか、また、将来どのレベルの高校に手が届く位置にいるか、そのあたりまで踏み込んだ成績表をご返却します。
例年、ご参加の保護者様からは、「学校の成績だけでは見えにくい現段階の実力がわかるので、計画的に高校入試に備えることができる」と好評をいただいております。お子様の学力をはかる「ものさし」として、ぜひご活用ください。

◆試験日時
学力コンクール 2023年3月11日(土) 
※時間帯は10:00からの部と19:00からの部があります。ご都合のいい方をお選びください。

◆実施会場
ちくしの進学教室 本校(朝倉街道バスセンター2F ※筑紫野市針摺中央2-3-5)

◆学年/教科
小3と小4:国算2科 
小5と小6:国算2科または国算社理4科の選択
※各科100点満点/各科試験時間30分程度
※塾長ブログ https://chikushin-imai.hatenablog.jp/
ご案内チラシをご用意しました。以下の画像をクリックして開き印刷してご覧ください。お問い合わせ・申込は、お電話(フリーダイヤル0120-823-759)またはホームページから!

↓それぞれの画像をクリックすると別画面で拡大できます

 

2022/10/22 冬期講習会のお知らせ

◆冬期講習の日程および概要が決まりました。なお、定員満席の学年・コースが多くなっており、一般生の募集枠(残席)が少なくなっております。ご了承ください。
※本校;満席のため募集停止 中3・中2・中1・6CAP
※山家道校;満席のため募集停止 中3・中1

 

※画像↑をクリックすると別画面が開き印刷できます。

 


冬時制のご案内(小学生無料体験受付中!)
例年同様、11月から「冬時制」に移行します。日没の関係で下校時刻が早くなりますので、平日(月~金)の授業開始時刻(および終了時刻)を繰り上げます。小学生は16:50スタートです。

2022/9/16 全国一斉!「英検ESG祭り」開催のお知らせ

 

当塾ちくしんは、英語学習を始めた地域の小5小6生に「英語は楽しい!」「成長してる!」を実感していただく機会として、初の開催となる英検ESG祭りの会場に登録いたしました。英検も準会場なのですが、近年は塾生以外の一般参加者がとても多くなっております。今回のこの英検祭りも塾生だけでなく、どなたでも参加できるオープンな学習イベント!それも無料(参加特典として記念グッズもらえます)です。ぜひ当塾で開催する「英語祭り」にご参加ください!予約受付は9月20日から開始します。


【英検祭り概要】
◆実施日:2022年11月19日(土),20日(日)のどちらか選択
◆対象:小学5年生,小学6年生
◆参加予約のお申込はQRコードから!手続き簡単!詳細は下記チラシをご覧ください


↑チラシ画像をクリックすると別画面で拡大し印刷できます。
お申し込みはチラシ内QRコードかこちら↓から。
『英検ESG祭りお申込フォーム』

 

◆ポイント
①小学校の指導要領に準拠 
➁合格/不合格ではなく、学習到達度を評価
③英検と同じCSEスコア付与、英検指導にも活用
【英検ESG祭り(公式サイトより抜粋)】
小学校にて英語学習が教科化されて2年が経ちました。英語検定協会は、学校だけに留まらず、地域の塾の皆様とともに、全ての小学校5・6年生に「英語でできることが積みあがってきている」という喜びを実感していただくため、格差のない“公平な英語教育機会”の提供を目指し、このたび、第1回英検ESG祭りを企画しました。

>>英検ESG祭り公式サイトはこちら

 

■英検ESG祭りについて甘田からご説明

 

REVO-ENGLISH
オンライン英語、マンツーマンレッスン、中2の様子です!(動画)

2022/6/9 夏期講習概要、決まりました!

夏期講習の大枠が出来上がりました。お子様の「底力」を鍛え、勉強好きに大変身できるよう、頑張ってまいります!夏にしかできない様々な取り組みを織り交ぜ、スケジュールと内容を組み立てました。ご期待ください!
新規生のお問合せ受付も開始します。遠慮なく資料請求お申し付けください。無理な勧誘等は一切しておりませんのでご安心ください。※なお、本校の中2は定員満席のため募集停止中、両校中学部は残席わずかです。



↑画像をクリックすると印刷用PDFデータが別画面で開きます。

 

◆最新情報は塾長BLOG&Twitter (別画面で開きます)
https://chikushin-imai.hatenablog.jp/
https://twitter.com/chikushin2

◆本校BLOG (別画面で開きます)
https://clover2001.exblog.jp/
◆山家道校BLOG (別画面で開きます)
https://clover2015.exblog.jp/

 

 

 

2022/3/30 2022春 サクラ咲く 合格進学おめでとう

2022春 ちくしの進学教室 塾生合格実績

 

【小6中学受験】
中学受験コース(ONE)9名
・大濠中学校 1名 ・西南学院中学校 5名 ・筑紫女学園中学校 5名 ・青雲学園中学校 1名 ・県立)宗像中学校 1名 ・福教大附属久留米中学校 1名 ・早稲田佐賀中学校 1名 ・上智福岡中学校 3名  ・筑陽学園中学校 5名 ・東明館中学校 2名 ・東福岡自彊館中学校 2名 ・福岡雙葉中学校 1名

 

【中3高校受験】 
公立入試92.1%合格!
福岡地区私立専願・前期・後期全員合格達成!

・筑紫丘高校 6名 ・明善高校 3名 ・春日高校 12名 ・国立)久留米高専 2名 ・筑紫高校 31名 ・朝倉高校 3名 ・筑紫中央高校 6名 ・小郡高校 7名 ・武蔵台高校 22名 ・朝倉東高校 5名 ・福岡農業高校 3名 ・太宰府高校 2名 ・福岡工業高校 1名 ・朝倉光陽高校 1名 ・三井高校 1名 ・福大大濠高校 4名 ・早稲田佐賀高校 6名 ・東明館高校 4名 ・東福岡高校 2名 ・筑陽学園高校 24名 ・筑紫台高校 25名 ・九州産業高校 59名 ・祐誠高校 2名 ・福岡常葉高校 2名 ・福岡第一高校 1名 ・福大若葉高校 1名 ・博多女子高校 1名 ・精華女子高校 1名 ・早鞆高校(山口)1名


【高3大学受験】
・九州大学(医) 1名 ・大阪大学 2名 ・長崎大学 1名 ・佐賀大学 5名 ・福岡教育大学 1名 ・北九州市立大学 1名 ・山口大学 1名 ・防衛大学校 2名 ・防衛医科大学校 1名 ・長崎県立大学 1名 ・西南学院大学 11名 ・福岡大学 20名 ・同志社大学 1名 ・関西大学 3名 ・京都女子大学 1名 ・中村学園大学 2名 ・筑紫女学園大学 1名 ・国際医療福祉大学 1名 ・福岡女学院大学 1名 ・福岡工業大学 6名 ・第一薬科大学 1名 ・九州産業大学 7名 ほか


◆関連記事
・中3公立高校入試に関して
https://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2022/03/30/183751
・小6中学入試に関して
https://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2022/01/28/214840

 

2022/3/26 第1回検定のお知らせ(英検漢検準会場)

2022年度、第1回英検・漢検のご案内です。当塾は検定準会場の認定を受けております。対策テキストや英検のリスニングCDも当塾で購入できます。塾生に限らず、どなたでも受検可能!地域の子どもから大人まで多数ご参加いただいてます。ご相談は随時ご連絡ください。
【案内文(配付文書)はこちら】
https://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2022/03/24/201726

 

≪英語検定≫
当塾実施日:6月4日(土) 
テスト時間帯は級によって異なります。本校にて開催。申込受付開始しました。受付期間は4月28日まで。
※英検公式サイト http://www.eiken.or.jp/eiken/

 

≪漢字検定≫
当塾実施日:6月25日(土)
テスト時間帯は級によって異なります。両校にて開催します。小6で5級を目指しましょう!申込受付開始しました。受付期間は5月25日まで。
※級の目安はコチラ http://www.kanken.or.jp/kanken/meyasucheck/
みなさんのチャレンジお待ちしています!

 

◆ちくしん本校
朝倉街道駅前バスセンター TEL 092-918-5417

◆ちくしん山家道校 
山家道交差点バス停前 TEL 092-555-5417

 


2022/3/10 福岡県公立高校入試問題分析(各教科分析とアドバイス)

総論(2022年3月8日実施)

昨年に続き、コロナ禍の入試となったが、それを受けてか今年も平易な出題が多く、全体の平均点は昨年並み、やや高くなるだろう。倍率にもよるが、特に上位校のボーダーラインは上がる見込み。また、数学の箱ひげ図や理科のダニエル電池、英語の仮定法など、新課程内容も早速出題されている。ただ、いずれの教科も丸暗記で答えが出るような簡単な問題は少なく、やはり、思考力を試すような問題、正確に読み取り、論理的に考え、条件に合わせて過不足なく表現する、そういった総合力が試されている。なお、昨年のような削除単元はなく、全範囲から出題された。

 

  分析と傾向 次年度以降の対策
国語

変化があった昨年とほぼ同じような大問構成だった。語彙や漢字に関する設問は大問1から大問2へ移動。ここ数年、60字~70字程度の記述を書かせる問題が出ていたが、今年は長くても30字程度。ただし書きにくいものもあったため、昨年よりもやや難化といったところ。問題量は例年と大きく差異はないが、試験時間が50分であることを考慮すると、情報を素早く処理していかなければならない。

大問1(説明的文章)

人口減少が続く日本において、それがもたらす変化に対応するための能力や態度について書かれた説明文。問二では品詞に関する文法問題が出題されたが、定番のものなので難しくない。問五では筆者の考えをくみ取る記述問題。指定語句が与えられているものの、文章全体を見渡して主張をまとめる必要があるので、書きにくかった受験生もいるだろう。問六では本文の展開や内容に関する選択問題が出題されたが、しっかり文章を読めていれば正解できたはず。

大問2(文学的文章;小説)

(1)老舗車いすメーカーの採用面接シーンが出題。内容も面白く読み進めやすい。登場人物のやり取りから彼らの心情を追いかけられていれば、正答を重ねられただろう。ただし、文章量や情報量を考慮すると、正しく読み取るだけでなくスピードも求められる。空欄を作らずにすべてに答えられたかどうかが合否のカギ。問一は、「頭の中」という意味になるように「( )裏」の熟語を完成させる問題。言葉を知っていれば「脳裏」と答えられるが、語彙力がどの程度備わっているか。問三の記述も答えやすいが、体言止めで答えるという条件を守る必要がある。問四の抜き出しや記述も平易。問五では大問1と同じように、文章の構成や表現に関する出題。客観的に文章を捉える力も必要だ。

(2)は(1)に関連して、車いすテニスについての資料からの出題。問一は(1)の小説の内容と資料とを照らし合わせる設問で、新しい形式だが小説の内容を読み取れていれば正解できる。問三では同音異字と漢字の総画数についての出題を融合させたような問題。去年に続き、同音異字に関する出題があった。ここ近年の傾向として押さえておきたい。問五も去年に続き、行書体の特徴と漢字の部首に関する出題。こちらも傾向として押さえておく。

大問3(古典)

例年、古文か漢文のどちらかが出題されるのが福岡県の公立高校入試であったが、今年は古文と漢文の両方が出された。それに加えて現代語訳、そして先生・生徒の会話文があり、計4つの文を読んで解答していく必要があったので、文章を読んでいくスピードも要求された。問一・問二では、それぞれ歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す設問・返り点をうつ設問であったが、レベルとしては難しくない。必ず正解したいところ。問五では、本文の内容に沿った二字熟語を、自分で考えて空所に書く設問。文章を読み取るだけでなく、自身がもつ語彙力を試されるのも近年よく出題される形式だ。最後の記述も10字以上15字以内の指定で書くのに苦労はしないが、時間内にここまでたどり着けたかどうか。

大問4(条件作文)

狂言についてのポスターの空白部分に入れる内容として、AとBのうちどちらがよいかを条件にしたがい書く作文。

AとBのどちらのことにも触れるという条件が今年から加わり、ここ最近の公立入試英語(英作文)での条件と似たような形だった。




出題内容としてはH30年度~R3年度と同様、語彙・知識問題が大問1つ分として独立した問題でした。以下、来年度以降の受験生へのアドバイスです。

最近の国語の入試問題はとにかくスピードが要求されます。自分のペースで読んでいると、最後まで解き終わらずに点数が取れなかったということもよくあります。正確さや丁寧さと、読む速さ・解く速さを両立しなければなりません。スピードを常に意識して読んでいく必要があります。

国語は語彙力です。知らない言葉に出会ったときは、その都度意味を調べるなどして、語彙力を向上させていきましょう。近年の入試問題では、前述のように語彙・知識問題が大問1つ分出題されています。漢字はもちろんのこと、類義語・対義語などの熟語、慣用句やことわざ、故事成語など、日頃から身につけていくことが大切です。

国語文法は、苦手とする中学生が多いです。文節と単語に始まり、文節相互の関係、品詞それぞれの働きや用法、そしてその識別など、学ばなければならないものも多く、一方で入試によく出題されることも多いため対策が必須です。まずは10個の品詞を正しく見分けられるようになることから。文法は暗記だけでは済まされず、繰り返し問題を解いて理解することで身につきます。苦手のままにしないようにしましょう。

古文・漢文の古典について。受験勉強のスタートとして、短くておもしろみのある文章を選び、まずは音読から始めましょう。おおまかな意味を捉えることができれば十分です。

作文の対策は、普段から「書き言葉」を意識して使ってください。話し言葉や「ら抜き言葉」「さ入れ言葉」など、作文に適切でない言葉もあります。そして、試験の場合は「条件」が設定されていますから、その範囲の中で、自分の主張を書くように心がけましょう。入試の作文は、条件を守っていないと大きく減点されてしまいます。また、作文するにあたって読み取る資料も近年は多いので、素早く情報を処理しなければなりません。

受験勉強において、他の教科に比べて国語は最も勉強時間が少なくなりがちです。しかし、どの教科においても国語の力は必要とされます。素早く読んで理解し、素早く過不足なく書くことができれば、それは数学・社会・理科・英語に活用できますし、そうでなければ勉強に苦労してしまうことになるでしょう。国語を勉強することは、読む能力・書く能力を養うことにつながります。

現中2・中1生も、一度、今年の入試問題に挑戦してみることをオススメします。学校の定期テストとは異なり、初見の文章を大問1題につき約10分で乗り切っていかなければなりません。それも国語は入試において最も緊張する最初の教科になりますから、実は思った以上に大変です。

勉強が後回しになりがちな国語だからこそ、日頃からその力を磨いていきましょう。


  分析と傾向 次年度以降の対策
数学

大問数は6題で構成も例年通り。昨年はコロナの影響での授業時間数減を考慮し、出題範囲が狭まって(三平方と標本調査が削除)の問題だったが、今年は範囲の削減はなかった。

大問1 計算・小問集合

計算から関数のグラフ、確率の問題などが9問。平易な問題ばかりなので確実に全問正解したいところだ。新課程内容である「累積相対度数」を求める問題も出題された。

大問2 データの活用

こちらも新課程内容になる「箱ひげ図」を使ったデータの読み取りの問題。ただ、基本的な知識を押さえておけば難しくはなかった。塾生は直前で対策していたので正解できた生徒が多いだろう。

大問3 文字式をつかった説明

今年はここが一番のポイントとなった箇所だ。半円と長方形を組み合わせた池の面積についての問題。読み取りや立式、計算にも時間がかかり、大問4以降の解きやすい問題を確実に正解させるためにも、苦戦した生徒は思い切って後回しにできたかどうかだが。

大問4 1次関数の利用

毎年出題される1次関数の利用問題。近年連続で出題されている「解答を求めるまでの記述形式」の小問が今年はなかった。難易度も易しめ。

大問5 平面図形

図の中から相似や合同な図形をみつけたり、証明したりと、一昨年前の問題と酷似。やはり(3)の問題は難易度が高い。

大問6 空間図形

例年通り(1)は辺や面の位置関係を問う問題で、後半は、立体の切断や展開図を使って考える問題。難易度は高めだが、上位校受験者は今年は正解したかった問題だ。

昨年の平均は、半分の30点を下回ったが、今年は若干上がりそうだ。

 

・出題範囲はほぼすべての単元から

→学校での定期テストの時から『確実に基礎を定着』させておき、中3の夏に確実に掘り起こしていく。長いスパンで計画的に身に付けていきたい。

・問題文そのものが長い

→できるだけ短時間で意味を正確に読み取る訓練が必要。キーワード、数値、聞かれている内容をチェックしながら読み、ひとつひとつの言葉の意味を正しくつかんでいくこと。そのためにも過去問や類題で多く練習し、慣れておく必要がある。

・記述式問題への対策

→ここ数年、大問2から大問5での説明・証明といった全記述形式の問題が多かったが、今年は少なかった。対して、途中式や数値だけを記入する、いわゆる部分記述の割合が昨年より多い。やはり練習量と、正しく理解しているかがポイントになる。『全記述で解答できる』ように備えておいたほうがよいだろう。

・記号選択問題

→『正しいものを記号ですべて答えよ』形式の問題。

全体で2~3問程度と、定着しつつあるがその分野の幅広い知識と、使われることばの正しい理解が必要である。正誤判断ができるよう語句の意味をよく理解し、あるいは正しい手順で計算できるようになっておこう。

1、2年生へのアドバイス

①解くための途中過程を書くクセをつけていく。

②用語の意味を正しく理解しておく。

③苦手な単元に対して早めに集中的に取り組む。

④問題文を注意深くはやく読み、与えられた条件を整理できるようになろう。そのためにも大事な箇所に線をひき、グラフや図形に情報を正確に記入する。

⑤上位校を目指す生徒は、教科書の各単元の最後にある『活用』の学習もポイントになってくる。こういった形式の問題が近年出題されているので時間をかけてじっくり取り組んでいこう。


  分析と傾向 次年度以降の対策
社会

良問がバランスよく出題されている。大問構成や出題パターン、配点等に変化はないが、ただ、出題傾向には変化が見られる。歴史や公民で「用語」を答えさせる適語補充の問題が増加し、複数の資料や図を使った難易度の高い記述問題は減少。今年の問題は「時間が足りなかった」ということはなさそうだ。解き易い問題が多い印象だが、公民がやや難化している。従来、社会科は事前の準備(暗記)による知識量がモノをいう教科だったが、思考力・記述力重視の流れは続いており、今後も深い知識が要求されるだろう。大問1と2が歴史(20点)、3と4が地理(20点)、5と6が公民(20点)であった。日曜特訓で取り上げた似た問題や直前予想プリントの的中が多く、塾生は高得点が期待できる。

大問1 歴史

古代から近代までの歴史。番号・記号の選択問題が減り、その分、「御恩」「奉公」や「参勤交代」などの用語を書かせる問題になった。漢字ミスに気をつけたい。問4の年代並びかえは「内閣制度の創設」がやや難しい。問5(2)江戸時代の「商品作物」に絡む貨幣経済の広まりは過去にも出題されたパターン。

大問2 歴史

近現代の歴史。紙幣の肖像となる人物をテーマに出題。津田梅子、北里柴三郎、渋沢栄一、新渡戸稲造。問2の明治期における軽工業(綿糸)の発展に関する記述は過去に出題されたパターン。問4はアフリカ州の国連加盟国数増加(植民地からの独立が増えたため)に関する記述。

大問3世界地理

数年前と比べて、オーソドックスな問題が多く、地理の総合力が試されている。問4は中国の「経済特区」に関する出題。位置、人口、面積、農業、工業とバランスがとれている印象。

大問4 日本地理

問2の農業、北海道と九州南部の畜産に関する問題は、やや微妙なところ。鹿児島か宮崎かで迷ったはず。問3(1)は気候(長野)の特徴を表から見抜く問題。問4(1)の「鉄鋼」を選ぶ問題は難問。(2)はIC、自動車、石油化学、それぞれの工場分布に関する問題。

大問5 公民

昨年は環境問題や国際社会が削除単元だったが、今年は全範囲に戻ったため出題されている。問1は「公共の福祉」が書けたか。問2が今年一番の難問だろう。特別国会を選ぶ問題だった。問3の経済の3主体は定番、問4の為替(円安)の問題が難。問5と問6の記述は難しくない。

大問6 公民

SDGsの気候変動をテーマにした時事的な出題。産業部門に比べて、家庭における二酸化炭素排出量の削減が進んでいないことから、自分たちができるエコな生活について考えようという内容。



昨年(2021)から社会科は以前と比べて易しくなり、今年(2022)も「解きやすい出題」が多かった印象です。ただ、基本的な知識が整っているからこそ解きやすいのであり、やはり、教科書に出てくる基本用語は着実に理解しておかなければなりません。また、地理・歴史・公民、配点的には20点ずつ均等に分けられますが、ここ数年、「公民」が難しくなっており、今年は特に難化しています。中3の6月頃から公民を学校で勉強することになりますが、夏休み以降、受験勉強の時期と重なり、勉強量が不足しがちなのが公民です。私たちの生活と直結するような内容や時事的なテーマも多いので、日頃からニュースを見て世の中の動向を知るなど興味をもつように心がけましょう。

また、記号で答える問題が減り、「用語」を実際に書かせる問題が増えました。中には漢字ミスで点数を落とした受験生もいるでしょう。中2生は普段の勉強から、漢字でしっかり書くことを意識しておいたほうが良さそうです。実際、ひらがなで書くより漢字で書くほうが覚えられますし、記憶が定着して長持ちします。心がけてください。

もう一言、最後にアドバイスをしておきます。一問一答的な問題で丸暗記をして答えを覚えていても時間が経てばすぐに忘れてしまいます。知識をつなげていくこと、例えば歴史であれば、原因と結果をセットで覚えたり、歴史上の人物の人間関係を知ったり、関連する画像を見たりすることで知識が立体的になっていきます。そういう学習を心がけてください。ヒントは授業中の先生の話のなかにたくさんあります。よく話を聞き、想像することを楽しんでください。

歴史

まずは「用語(教科書の太文字)」を正確に理解すること。次に自分できちんと説明できるようにすること。自学ノートを活用して自分で「一問一答形式のテスト問題」を作ってみるのもいいでしょう。重要年代は覚えておいて損はありません。100個ぐらいはゴロ合わせなどで暗記しましょう。

地理

基本的な最低限の知識は必要ですが、それだけでは高得点は難しいですね。「資料やグラフに慣れ、分析する目を持つこと」を心がけてください。また、教科書以外から知り得る知識や情報も役に立ちます。ビジュアルのイメージがとても大事です。

公民

世相を反映した出題が増えています。テレビでニュースやドキュメンタリー番組も見たり、大人どうしの会話に割って入ったりするのもいいでしょう。身近な問題から世の中に対する見識を広げていこう。18歳からキミたちも有権者だ。


  分析と傾向 次年度以降の対策
理科

生物分野、化学分野、地学分野、物理分野から大問2題ずつの、合計8問の構成は例年と変わりなし。1年生内容が2題、2年生内容が3題、3年生内容が3題とバランスよく出題された。記述式の問題も例年通り出題されたが、やや短めかつ頻出の問題であり易しい。光の作図問題と天体・圧力の計算問題がやや難しいか。新課程のダニエル電池が出題されたが、基本的な内容で解きやすかった。全体的に基本的な内容を問う問題が多く易しい印象ではあるが、イオンや天体、浮力など苦手とする受験生が多い分野からの出題が多く、平均点は昨年並みと思われる。

大問1 (生物分野) 植物の分類に関する問題 

被子植物のアブラナと裸子植物のマツの特徴に関する問題。基本的な内容で易しい。問4の種子植物をすべて選ぶ問題はスギナ(シダ植物)を除外できたかがカギ。

大問2 (生物分野) 消化・吸収に関する問題

デンプンの消化に関する問題では4つの試験管から条件にあるものを選ぶ。ヨウ素液とベネジクト液の変化に着目して解く。問3では肝臓の働きについて出題された。

大問3 (化学分野) 質量保存の法則に関する問題

(一部、中和反応を含む)

問1は硫酸と水酸化バリウム水溶液の中和の化学反応式を完成させる問題。問3の記述式の問題は易しい。

大問4 (化学分野) ダニエル電池 ※新課程

単元としての難易度は高いが、出題されたのは基本的なものであった。問3では燃料電池が出題され、環境問題に関する内容が出題されている。ちくしんでは直前に深い内容まで触れていたので、受験生は易しく感じたようだ。

大問5 (地学分野) 湿度・露点に関する問題

記述式の問題は基本的な内容。問2は乾湿計の目盛りから求めた湿度を利用して水蒸気量を求める問題。

大問6 (地学分野) 太陽の日周運動に関する問

問1の日の出の時刻を求める問題は難しい。直前の日曜特訓で同じ問題を解いていたのでちくしん生はよくできていたはず。

大問7 (物理分野) 光の進み方に関する問題

光の反射・屈折・全反射と幅広く出題された。問1の作図によって求める問題は像ができる位置を利用して解く問題で定規を使えない中、正確な作図が求められる。

大問8 (物理分野) 水圧と浮力・圧力に関する問題

問1でグラフの作図、問2では浮力の計算が出題されたがどちらも易しい。問4の圧力を求める問題は単位変換が必要で難しい。

理科は全学年の全分野から幅広く出題されます。計算問題の出題が増えてきているのも特徴です。記述式の問題や作図問題も出題されます。丁寧さ・正確さ・表現力を磨くことが大切です。苦手分野を先延ばしにせず、すぐに克服する姿勢が大切です。

特に筑紫丘・明善等の公立TOP校を受験する生徒には高得点が必要とされます。

公立入試合格のための勉強法

実験の意味、内容について深く理解すること

 実験についての出題が大半を占めます。実験器具の使い方や実験における注意事項等についてノートにまとめていくと良いでしょう。

計算力を磨こう

すべての分野で計算問題が出題されます。練習問題を繰り返し解くことでチカラがついてきます。

特に理科の計算では単位についてよく理解していることが大切です。単位計算についてもノートにまとめていくとよいでしょう。

表現力を身につけよう

記述式の問題が多く出題されます。適切な語句を用いて表現することは入試直前で身につくことではありません。日頃から、自分の言葉で説明でき、また書けるように練習しましょう。

教科書を何度も読もう

公立高校入試は教科書の内容から出題されます。

教科書を何度も読むことで理解を深めましょう。


  分析と傾向 次年度以降の対策
英語

新教科書となって最初の入試ということもあってか、心配していたほどの大きな変化はなかった。仮定法や使役動詞といった新分野が出題されたことや、使われる英単語や英語表現のレベルが上がっていることを加味しても、平均点はそれほど昨年と変わらないと予想される。

リスニング

形式、難易度とも昨年並み。

1(対話文選択)

対話文の空所補充問題で形式は例年通りだが、正答の選択肢は今年から中学内容に加わった「仮定法」を用いた文。If I were you, I couldn't think like that.=もし私があなただとしたら、そんな風には考えられないだろう。また他の選択肢にも、I wish ~という仮定法の表現が含まれている。

2(対話文読解)

形式、難易度とも昨年並み。語句整序問題は、接触節(「主語+動詞~」による後置修飾)と間接疑問文の問題だったが、ちくしん生には何度も練習させてきており前日の対策授業でも扱ったので、正答率は高いはず。問2、問3の空所補充問題や問4の英語の質問に対する正しい答えを選ぶ問題は、選択肢の英文が去年より少し長かったものの、文脈をとらえていれば正解できる。また、一昔前なら(注)で意味が書いてあったtraditional, improve, instrument, actuallyなども意味は書かれておらず、求められる単語力は上がっている。

3(エッセイ文読解)

形式、難易度とも昨年並み。問3の下線部②that jobの具体的な内容を日本語で書く問題は、give water to my fruit treesの部分を日本語で書けば良いが、解答欄が2行もあったことで戸惑った受験生もいただろう。こうした記述問題は年によって、非常に長い場合もあれば、短い場合もある。大切なのは答えにあたる英文を探し、求められていることを過不足なく書けることである。

4(自由英作文)

形式は昨年よりシンプルになり、テーマも書きやすいので易化。30語以上の英作文は今年で6年目。留学生と仲良くなるための計画をスポーツ観戦、料理の2つから選び理由とともに書くもの。「二つの案について触れながら」という条件をきちんと守って書けたかがポイント。



①英単語

まず、何となく意味のわかる英単語の量を増やしていくことからです。英文を読んでいく時には、全ての英単語の意味がわからなくても、大きな流れを捉えていくことを優先することも大切です。しかし、いい加減な覚え方ばかりしていてはダメで、新しく出会った英単語は①発音・アクセント②品詞(名詞・動詞・形容詞など)③意味④使い方(実際に英文の中でどう使うか)など、意味以外のこともチェックする習慣をつけましょう。今年のリスニングでも、abroadやclothesなど少し難しめの英単語も使われており、聞いてすぐ認識できるレベルにしていないと対応できません。英作文でも意味だけしか知らないと正しく書けません。例えばgoは〈go to + 場所〉の形で使うけれどvisitは〈visit + 場所〉の形になるなど。英単語の力は(1)確実に使いこなせるものと(2)何となく意味がわかるものとで成り立っていて、(1)も(2)も両方とも増やしていく努力を続けることです。覚える時も、見る・聞く・声に出す・書く、と五感をフル活用しましょう。

②英文法・英作文

英会話などが瞬間的なものだからルールとか考えるより感覚だと言っても、中学の英文法は基礎の基礎です。「何となく」をできるだけ減らし、立ち止まって正しく理解し、ルールに基づいて英文を読んだり書いたりする姿勢を持ちましょう。自学の時に、その確認を丁寧に行うようにしておけば、テストの時や実際に英語で話す時にも瞬間的に正しい文が作れるようになります。

③英文読解

まずは教科書の英文を徹底しましょう。

(1)音読:教科書の英文はQRコードで音声を聞けるので、聞きながら読む。音声に少し遅れて音読する(シャドーイング)。

(2)和訳:英語から日本語に直せるようにする。最初は和訳を書き、誰かに正しいか確認してもらう。その後は英文を読みながら、頭の中で正しく意味を言えるか確認する。

(3)英訳:英文の和訳から逆に英文を書いてみる。間違えた部分やわからなかった部分を復習し、覚えたり理解したりする。全部の文をするのは大変なので、自分のレベルによって調節しよう。

(4)その後は間をおいて時々(1)~(3)を行い、定着させる。

また、英語の問題集などを使って、初めて見る英文を読んだり問題を解いたりする練習も行っていくと、さらに読解力を鍛えられます。その場合も1度だけで終わりにせず、答え合わせや和訳の確認をした後で、何度も読み返すようにしましょう。

④リスニング

リスニングを他の勉強と分けて考えずに、英単語や英文法、そして英文読解の勉強をする時にも、上記のように聞き取りや音読を組み合わせて勉強していくことで英語を聞き取る力もついていきます。入試直前になって慌てても間に合いません。最近はネット動画やアプリ等、無料で様々なツールを活用してリスニングの練習もできますので、地味な努力ではありますが、できるだけ音声に触れるように心がけましょう。私は好きな洋画を英語の音声と字幕にして見たり、サブスクの音楽で英語の歌詞を表示させたりして勉強しています。

⑤最後に

改訂版の教科書で使われている英単語や表現は、中3が英検準2級程度のレベルとなっており、英文の分量も増え、以前より実用的な英語で構成されていますので、英検に挑戦して総合的な力を磨くのもいいでしょう。中3の間に3級または準2級の取得を目指したいですね。また、生きた英語に触れるなら、ちくしんのRevo-Englishが最適です。読む・書く英語と、話す・聞く英語の相互作用や、ネイティブ相手に実際に使いながら学ぶことで強く印象に残ります。自分に合った続けやすい方法で英語学習に取り組んでいきましょう。

 


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2022/02/26new! 春講・新学期入塾生募集(年間受講料一覧)

3月25日(金)から春期講習!

4月7日(木)から新学期通常授業!
始めるなら「春」がベストです。前学年の復習を中心に基本事項の確認を進め、最終日には全国版(全県版)模試で現状を客観的に知ることができます。新しい1年のスタートライン!ちくしんは「キミのはじめの一歩」を応援します。ともに楽しく前向きに学びましょう。
※本校;新中3、新中2は既に春講の定員満席です。4月入塾生受付中です。山家道校も残席わずかです。
※両校;新中1、新小5を大募集中です。ぜひ、チラシに掲載している春講前3月体験会にご参加いかがでしょうか。お気軽にお問合せください!

 

【本校】春講定員まであと〇人 ※2月末現在 
マナビバ あと5名 新小4春特 あと5名 新小5CAP あと6名 新小6CAP あと4名 新小5ONE あと3名 新小6ONE ※応相談 新中1 あと10名 高校生 ※応相談

【山家道校】春講定員まであと〇人 ※2月末現在 
マナビバ あと5名 新小5CAP あと2名 新小6CAP あと3名 新中1 あと6名 新中2 あと2名 新中3 あと4名 高校生 ※応相談  

 

各コース年間各月受講料一覧(2022年度)
https://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2022/02/15/222141

 

↓それぞれの画像をクリックすると別画面で拡大できます

 

2022/01/29 新小5受験ONE(現小4)春講前プレ講習のご案内

新小5のクラス授業に関してご案内いたします。

当塾本校の小5コースには、①ONE(中学受験) ②CAP(非受験型;筑陽受験も視野に ※山家道校にも設置) ③個別指導マナビバ の3コースがございます。
基本的にはONEもCAPも春期講習からのスタートになるのですが、2年前より、将来受験コースをお考えの小4のお子様を対象として「新小5ONEプレ講習」を開講し、とても良い手ごたえを感じるとともに、大変ご好評をいただいております。実施日は2月下旬~3月中旬の火曜・木曜の夕方、全6回完成(最終日は模試)です。
初日は2月22日(火)です。全ての日程は参加できないという方でも参加可能です。お問い合わせは随時受け付けます。
日程や費用等の詳細を記載しました案内文、ならびに今期合格実績速報等は塾長ブログをご参照ください。
https://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2022/01/28/214840

 

2021/10/18 冬時制のご案内(通常授業無料体験受付中!)

冬時制のご案内(通常授業無料体験受付中!)
例年通り、11月1日(月)から「冬時制」に移行します。日没の関係で下校時刻が早くなりますので、平日(月~金)の授業開始時刻(および終了時刻)を、小学部は10分、中学部・高等部は15分繰り上げます。3月中旬まで。
※冬時制授業開始時刻
小学生16:50~(小6受験ONE17:35~) ※中学生19:15~
なお、「冬期講習スケジュール(日程概要)」が確定しました。塾長ブログをご覧ください。

https://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2021/10/16/210958

 

2021/8/24new!  分散通塾(8月30日~2週間予定)のお知らせ

2学期通常授業は8月30日(月)から始めますが、緊急事態宣言下につき、人流抑制の観点から「分散通塾」の形でスタートします。中学生は、週1回程度、通塾日をZoomによるオンライン授業に切り替える予定です。ご了承ください。
塾生保護者様には、近日中に公式LINEとメール(一斉配信)にてご連絡します。
なお、2学期入塾をご検討中の皆様には大変申し訳ございませんが、ただいまこのような状況ですので、無料体験学習の受け入れをストップしております。9月後半までお待ちいただけますでしょうか。よろしくお願い申し上げます。
※今期の受験学年に関しては、夏講にて受付終了しております。
※夏期講習は無事スケジュール通り終了しました。8月27日~29日は休館です。

 

2021/6/10  夏期講習のお知らせ

夏期講習概要が出来上がりました。ご確認ください。
2年ぶりのアツい夏!「底力」を鍛え、勉強好きに大変身できるよう、頑張ってまいります。
新規生のお問合せ受付も開始します!遠慮なく資料請求お申し付けください。無理な勧誘等は一切しておりませんのでご安心ください。※本校中3は定員満席です

 

↑画像をクリックすると印刷用PDFデータが別画面で開きます。

 

□最新情報は塾長BLOG&Twitter (別画面で開きます)
https://chikushin-imai.hatenablog.jp/
https://twitter.com/chikushin2
□本校BLOG (別画面で開きます)
https://clover2001.exblog.jp/
□山家道校BLOG (別画面で開きます)
https://clover2015.exblog.jp/

 

今月の6月1日で、おかげさまで、当塾ちくしんは創業開塾20年の節目を迎えることができました。原点に立ち返り、また、心新たにして、地域の子どもたちのために、ご家族のために頑張ってまいります。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

塾長ならびに講師スタッフ一同

2021/4/1 4月8日(木) 新学期開講!全学年お問合せ受付再開!

現在、春期講習終盤戦ですが、4月以降の新学期授業に関してご案内いたします。
4月3日(土)まで春期講習、4月4日(日)~6日(火)まで休館、7日(水)は午後から準備のため校舎オープン、そして8日(木)から新学期授業スタートという流れです。
また、定員満席の状態が続き、ご入塾をお待ちいただいておりましたが、4月より全学年募集受付を再開いたします!まずは無料体験学習からご参加ください。お電話またはホームページから!


→両校共通 お問合せフリーダイアル 0120-823-759
※特に本校の新中3コースは通年受講の枠(残席)わずかです。夏休み前には受付終了となる見込みです。あらかじめご了承ください。
※新中1のみ14日(水)から始めます。以下ご確認ください。

 


 

2021/3/11 福岡県公立高校入試問題分析(2021年3月10日実施)

近年総じて難化傾向にあったが、今年度は新型コロナの影響を受けてか平易な出題が多く(事前の通達どおり削除単元あり)昨年より5科合計の平均点は上がる見込み。日頃の学習から丸暗記に頼らない、論理的に考える、正確に読み取る、条件に合わせて過不足なく表現する、そういった総合力が試される。小さなミスをいかに防ぐか、これが合否を分けるポイントだ。

 

  分析と傾向 次年度以降の対策
国語

H30年度から大問構成が4つから5つに変わったが、再び大問4つに戻った。また、出題傾向に少し変化があったため、受験生は若干戸惑ったかもしれない。文章のボリュームや問題量は例年と大きく差異はないが、試験時間が50分であることを考慮すると、情報を素早く処理していくことが要求される。今年度新たに実施された大学共通テストを意識したかのような印象を受ける設問もあった。

大問1(説明的文章)
出題の仕方に大きく変化があった。(1)SNSが普及した現代において、他人との関わりをもちながらも、「一人」でいられることの重要性を主旨とする説明文 (2)前述の説明文に付随した語彙・知識問題 の2つに分かれた形。
(1)の問一では、「何が必要か」と問われている書き抜き問題に対し、本文中にある「一人でいられる力をつける(必要)」と答えては不適切。その直後の文を正答として導きたい。問5の60字以内の記述はそれほど難しくはないが、長めの記述ができるようにしておきたい。
また、(2)の語彙・知識に関する設問では、新傾向の問題がいくつか出題された。問三の「はかる」という同訓異字を適切に見分けられたかどうか。「相手の気持ちをはかる」は、推量という熟語を連想して量の字があてられることから判断したい。問四では、これまでは行書体の漢字についてその画数に関する設問であったが、行書体で表された漢字の特徴を選択肢から選ぶものに。問五では、表現の工夫についての出題。比喩、倒置法、対句など、定番のものを理解できていれば難しくない。H31年度でも表現技法についての設問があったので傾向として押さえておきたい。

大問2(文学的文章;小説)
読み進めにくかった昨年に比べ、文章は読みやすい。主人公の少年の心情を中心に物語の展開を追いかけることができれば、正答を重ねられただろう。新傾向として、問二では文の一部を「単語」に分ける設問が出された。これは今まで出題されたことがなく、多くの受験生が間違えやすいものであった。この問二は正答率が低くなりそうだ。ポイントは3つ。①「必死に」を「必死/に」とせず、1語の形容動詞とすることができたか。②「噛んで」を、動詞+接続助詞として「噛ん/で」と区切れたか。③「我慢した」を動詞+過去の助動詞として「我慢し/た」とできたか。

大問3(古文)
昨年は漢文であったが、今年は古文の出題。昨年と同様に現代語訳がついたものであったため、内容は理解しやすい。問二では、古文に沿った二字の漢字を空欄に現代語で考えて書く設問であったが、H30年度の古文と同様、「(例)名人」と答えるものであった。問四の記述も、絵かきが他人の意見を聞き入れずに自分が未熟であると気づいていない、という内容を読み取ることができていれば難しくない。

大問4(条件作文)
資料3つを元に「食品ロス削減のために自分ができること」について書く作文。条件は多いものの、比較的書き易いテーマであった。

大問構成が4つに戻りながらも、内容としてはH30年度~R2年度と同様、語彙・知識問題が大問1つ分として独立した出題でした。以下アドバイスです。

まず、国語は語彙力です。知らない言葉に出会ったときは、その都度意味を調べるなどして、語彙力を向上させていきましょう。近年の入試問題では、前述のように語彙・知識問題が大問1つ分出題されています。漢字はもちろんのこと、類義語・対義語などの熟語、慣用句やことわざ、故事成語など、日頃から身につけていくことが大切です。
国語文法は、苦手とする中学生が多いです。文節と単語に始まり、文節相互の関係、品詞それぞれの働きや用法、そしてその識別など、学ばなければならないものも多く、一方で入試によく出題されることも多いため対策が必須です。まずは10個の品詞を正しく見分けられるようになることから。問題を解きながら間違えながら理解することで身につきます。苦手のままにしないようにしましょう。
古文・漢文の古典について。受験勉強のスタートとして、短くておもしろみのある文章を選び、まずは音読から始めましょう。おおまかな意味を捉えることができれば十分です。
作文の対策は、普段から「書き言葉」を意識して使ってください。話し言葉や「ら抜き言葉」「さ入れ言葉」など、作文に適切でない言葉もあります。そして、試験の場合は「条件」が設定されていますから、その範囲の中で、自分の主張を書くように心がけましょう。また、作文するにあたって読み取る資料も近年は多いので、素早く情報を処理しなければなりません。

受験勉強において、他の教科に比べて国語は最も勉強時間が少なくなりがちです。しかし、どの教科においても国語の力は必要とされます。素早く読み、理解し、過不足なく書くことができれば、それは数学・社会・理科・英語に活用できますし、そうでなければ勉強に苦労してしまうことになるでしょう。国語を勉強することは、読む能力・書く能力を養うことにつながります。
現中2・中1生も、一度、今年の入試問題に挑戦してみることをオススメします。学校の定期テストとは異なり、初見の文章を大問1題につき約10分で乗り切っていかなければなりません。それも国語は入試において最も緊張する最初の教科になりますから、実は思った以上に大変です。勉強が後回しになりがちな国語だからこそ、日頃からその力を磨いていきましょう。


  分析と傾向 次年度以降の対策
数学

大問数はこれまで通り6題。計算小問から、式による証明、関数の利用、平面図形、空間図形と出題分野もほぼ同じ形式であった。今年の数学は、出題範囲から「三平方の定理の利用」と「標本調査」の単元が削除されたこともあり出題形式の変更も予想されたが、新傾向となる問題や大きな変更点はなかった。

大問1 計算・小問 
問題数は9問。計算だけでなく確率や関数、図形など幅広い単元からの出題であるが、どれも基本的な問題ばかりなのでこの大問1が数学の得点源となる。

大問2 資料の活用 
2つの紙飛行機をそれぞれ30回投げ、その飛距離の結果のグラフを使って記述形式で答える問題であった。資料を読み取り説明する問題はこれまでにも何度か出題されたこともあり、解きやすい問題であっただろう。

大問3 文字式の利用 
多くの受験生にとってここが1つのポイントとなったようだ。(1)はよくある整数の証明だが、後半は自分で結論を予想し、それを証明して答えを導くという問題だ。前半の題意を理解しそれを利用して予想を絞ることが必要だが、かなり時間をとられる問題だった。

大問4 関数の利用 
一般的な速さに関する問題であった。難易度も例年と変わりない。中堅校以上の生徒は全問正解したいところだ。

大問5 平面図形 
平行四辺形をつかった証明と面積を求める問題。「平行四辺形になる証明」を利用し、さらにその中にある三角形の合同を証明する問題。相似の証明ばかり練習していた生徒にとってはやや面を食らった問題であった。

大問6 空間図形 
後半は面積から高さを求めたり、切断した立体の体積を求めたりする問題であったが、三平方の定理を利用しない分、例年よりは解きやすかったのではないだろうか。

全体的な難易度は例年と変わらないように感じるが、「完答」や「全解」など、部分的に理解できていても得点にならないという問題が増え、平均点は昨年よりやや下がり、30点台前半くらいになると予想される。


福岡県の公立入試問題の特徴として、問題文が長く、今年も昨年同様およそ150行。読むだけでも時間がかかるが、考えながら読みさらに記述解答しなければならない。記号で答える問題も目立ち始めたが、正確に答えるには問題の意図を素早く読み取る力、そして正しい知識と深い理解が必要である。例えば中2で学習する「証明」を、「仮定と結論」をしっかり区別して使いこなせるなど、表面的でなく深く理解しておくようにしたい。

大問1の小問集合ではミスなく確実に得点していくことがポイント。当然丁寧な計算が必要だが、上位校を目指していく生徒は更に解答スピードも必要になってくる。日頃から、問題を解くときに『時間を意識して解く』という癖をつけておきたい。また2、3、4、5の記述・証明問題ではやはり練習量と、正しく理解しているかがポイントになる。今年は3の傾向がやや変わって戸惑った生徒もいたようだが、何をもとにして、どのように解くか、その途中過程を重視しつつ、幅広い問題への取り組みと練習量が必要だ。更に図形問題はそれぞれに難問が待っている。また、1の(9)は平成17年と酷似した問題が出題された。過去の問題研究も十分に行っておく必要がある。

受験生へのアドバイスとしてまず、①解くための途中過程を書くクセをつけていくこと、②用語の意味を正しく理解していくこと、③様々な問題に幅広く取り組み、題意をつかむ練習をすること、④自分の弱点を知り、苦手な単元に対してとにかく早めに、前向きにコツコツと復習、そして質問し解決することを意識して取り組んでいこう。
できるだけ短時間で意味を正確に読み取る訓練、および問題に対して「なぜそうなるか」理解しておくことが必要。そのためには語句の意味をよく理解し、図表に表したり、ポイントとなる箇所にマーキングしたりしていくという工夫も取り入れてみよう。


  分析と傾向 次年度以降の対策
社会

ここ数年、難化傾向にあった社会科だが、今年は一転して平易な問題が並び、記述問題も減った。短時間で処理できる問題が増えたため、時間的に厳しくなることはなかったのではないか。大問構成や地歴公の点数配分は例年と変わらず。

大問1 歴史
記号の選択問題が多く、基本事項の知識があれば迷いなく解ける。

大問2 歴史
近現代の歴史についての問題だが、比較的易しい。

大問3世界地理
気候グラフ、時差、資料の読み取りとオーソドックスな問題が並んだ。

大問4 日本地理
都道府県と都道府県庁所在地、工業の立地、農業と気候を組み合わせた問題等。地図の読み取りが出たが、地図記号や八方位など基本事項。ただ、歴史と絡めて「屯田兵」が出たのは地歴融合問題で珍しい。

大問5 公民
今年度は環境問題や国際社会が削除単元となったため、出題されていない。問2の幸福追求の権利と問5のデフレについての説明および日銀の公開市場操作の箇所がやや難しい。また、問6のクレジットカードの利用については以前の公立高校入試と同じ出題。

大問6 公民
公民分野の資料の読み取りと記述問題。テーマは少子高齢化と高齢者の働く意義について。



来年度の受験生にアドバイス
まずは基本事項を教科書ベースで確実に理解し覚えることから始めましょう。入試2ヶ月前あたりから記述力を磨き、その精度を上げるとともに、福岡県の過去問や他の都道府県の入試問題を使い、頻出ポイントを押さえながら汎用性の高い知識へと昇華させていくことができるかどうかがポイント。今年(R3)は直前数週間でトライした問題や授業で取り扱った内容が多数出題され、当塾の塾生はかなり手ごたえを感じたはず。高得点が期待できます。

1 歴史分野について
近現代(明治以降)の比率が高くなってきており、戦後の動きもよく出題される。今年のように公民分野の最初の単元との融合問題も出されることもある。基本事項となる用語の確認とともに、「いつ」の出来事かに意識を置いて覚えていくことが大切である。
2 地理分野について
例年であれば地理が難しく、ここで差がつくのだが、今年は平易な問題が並んだ。まずは定番の問題を確実に理解することだ。資料(グラフや画像)に常日頃から触れ、抵抗なく取り組めるようにしていこう。
3 公民分野について
今年度は削除単元の関係で出題範囲が狭まったが、来年度は元に戻ることが予測され、国際社会や環境問題の単元が戻ってくると思われる。教科書の重要用語を覚えるだけでなく、付随する資料に目を通し、知識の肉付けをしていくことが必要だ。


  分析と傾向 次年度以降の対策
理科

生物・化学・地学・物理の4分野より大問2題ずつの出題でこれは例年通り。学年別では1・2年生の内容から3題ずつ、3年生の内容から2題出題された。増加傾向にあった記述式は減少し、基本的な内容を問う問題が多く見られた。作図の問題は今年も出題され、幅広く基本的な知識・法則の理解と表現力が試された。全体的に基本的な問題が多く難易度は下がったが、計算問題がやや難化したことや細かい点まで注意力が問われている設問もあり、平均点の上昇は2点から3点程度にとどまるのではないか。

大問1 セキツイ動物と無セキツイ動物の特徴 【生物:中2】
問2では恒温動物の体温が外温に左右されず一定に保たれることを述べる記述問題。

大問2 細胞分裂 【生物:中3】
問2(1)の細胞分裂の順に並べる問題は染色体の見え方がポイントになっていて間違いやすい。(2)の記述問題は細胞の数が増えることと細胞の大きさが大きくなることの2点を述べることに注意が必要。

大問3 水とエタノールの混合物の蒸留 【化学:中2(一部中1内容を含む)】
問1(1)は温度計の位置を問う問題。沸騰している液体の温度を測るのではなく発生した気体の温度を測るのが目的。問2ではポリプロピレンの密度と水・エタノールの密度との大小をそれぞれの液体に対する浮き沈みから判断する問題で水とエタノールの密度の両方について述べる必要がある。

大問4 炭酸水素ナトリウムの分解【化学:中2】
入試頻出の実験なのでしっかりと準備をしていた受験生には易しく感じられたと思われる。問4の選択肢から正解を全て選ぶ問題では水酸化ナトリウム水溶液にマグネシウムは溶けない点に注意が必要。

大問5 露頭に見られる地層の重なりと柱状図 【地学:中1】
全体的に基本的な問題。問4の柱状図の問題は標高の違いを頭に入れて考えることが大切。

大問6 天気の変化【地学:中2】
問2は前線の通過について図より風向きの変化を正確に読み取る問題。問3は天気図の様子から春の天気の特徴を述べる問題で高気圧と低気圧の通過についても含めて述べることが求められていて難しい。

大問7 電流・電圧・電力量【物理:中2】
問3は回路の各点における電流の大小を比較する問題で電流と電圧の関係を正しく理解しているかが問われていてやや難しい。問4は電力量に関する方程式、または比例式を立てて求める問題で難しい。上位校受験者は正解したい。

大問8 運動と力学的エネルギーの保存【物理:中3】
問2はグラフより球の質量と木片が動いた距離が比例することを読み取り、比例式を立てて解く問題で難。問3では位置エネルギーの変化から運動エネルギーの変化を記入する問題。力学的エネルギーの和が一定であることを用いる。細かい注意力が必要でやや難しい。



中学1年生・中学2年生へ
全分野・全範囲からまんべんなく出題されますので、苦手分野は早めに克服していきましょう。与えられたグラフや表・図等から必要な情報を読み取り、分析し、求められている内容に対して的確に答えることが必要とされています。単に問題を多く解くのだけではなく、『なぜそうなるのか』を追究していく姿勢が大切です。
また、単純な語句や記述文の丸暗記だけでは公立高校入試の問題には対応できません。現象や公式・法則の意味を理解し、理由をつけて答えを導き出すことを心掛けましょう。計算問題についても難易度が上がってきています。まずは易しい問題から徐々にレベルを上げていくとよいでしょう。理科が苦手な人はまずは教科書をよく読むことから始めましょう。知らなかったことや面白いことに必ず出会えますよ。今すぐ始めよう!


  分析と傾向 次年度以降の対策
英語

小学校での英語の教科化や大学入学共通テストへの変更などとも相まって、高校入試でも英語は近年難化傾向にある。問題中の語数もこの10年で200語ほど増え、同じ時間で読むべき英語の分量は増えているため、受験生は速く読んで情報を適切にとらえる力が求められる。今年は出題範囲の制限で中3の英単語には注が入ることとなったが、全体の分量が多いことと、リスニングや大問2の難化により、昨年より平均点は下がると思われる。

リスニング 形式や内容は例年通りだが、英文を読むスピードが速いと感じた受験生が多く、瞬間的に内容や設問の答えを判断するという点では難しくなっている。Do you know where it is? にIn front of the hospital.で答えるのも冷静に考えればわかるかもしれないが、Do youで始まっているためYesやNoで始まる答えを選んでしまった人もいるようだ。また「~までに」を表すby や「外国の」を意味するforeign、そしてWhat time does the movie he wants to see start?のような後置修飾の文など、瞬間的に理解するには難しい表現も増えてきている。

1(対話文選択)形式、難易度とも例年通り。ただ、一昔前のようにWere you~?にYes,I was.と答えるような一問一答的なものではなく、対話が行われている状況や話者それぞれの立場を流れとともにつかんで適切な応答を考えていく、文脈把握力が要求される問題になってきた。

2(対話文読解)ロンドンでの和食教室の話から、異文化理解を深めるには実際に作ったり味わったりするのがよいという内容。昨年までは語句についての設問や条件英作文などで構成されていたが、出題傾向が大きく変わり、本文の内容や話の流れ(文脈)をとらえさせることを狙いとする設問が増えた。問1は数十年続く語句整序問題だが「It~for人to動詞」の文や関係代名詞(主格)を用いた文など、ここ数年のものに比べると解きやすかった。問2、問3は流れに沿って本文中の空欄に入る語句や文を選ばせる問題。問4は本文の内容についての英語の質問に対する答えを選ぶ問題だが、一部だけでなく全体の要旨を捉えておく必要がある点で難しめ。

3(エッセイ文読解)勉強にやる気の出ない信夫が毎朝早めに学校に行って勉強するようになり、頑張っている人は他の人に力を与えることを学ぶ内容。昨年は大問2で出題された条件英作文が3に移動。そのためか問1の英問英答が昨年の2問から1問に減った。問1は本文の抜き出しで解答できるので易しい。問2は本文中の難語の同意表現を選ぶ問題で最近は定番化。be keen toという表現(「~に熱心だ」の意味)だが、直後にenjoy practicing hardという文があり練習に前向きだとわかるのでreally want toが正しいとわかる。問3も定番で下線部に関する日本語での記述問題。本文中から答えとなる部分を探し、それを正しく日本語に直すことが求められる。今回は下線部Thisが指している具体的な内容を書くものだが、You and other students come to school earlier,and all of you are studying hard.と英文自体は訳しやすいものだった。問4も例年通り本文の内容と一致する選択肢を選ぶもの。選択肢ごとに本文の該当箇所と照合して異なるものを消していって正解をあぶり出すのが正攻法だが、どれだけ時間を使えるかは各々のスピードによる。問5は条件英作文。How do you study when you are not motivated?(やる気のないときにどのように勉強しているか)という質問に自分の立場で答えるもの。こういった問題はまともに考えすぎると難しい英文を書くことになり無駄に自分を苦しめてしまうことになるので、内容から考えるよりも確実に書ける英語表現で何を使えばいいかを考えるとよい。模範解答のようにI study with my friends.や、I study at the library.程度の英文で十分。

4(自由英作文)昨年に続き、2つのものから1つ選んで自分の考えを30語以上の英文で書く問題。今年は2種類の英会話クラス(対面のグループ形式と1対1のオンライン形式)のどちらかを選ぶもの。「二つのクラスについて触れながら」という指示があるので、理由だけでなく選ばない方についても言及しなければならない点に注意。数十年の自由英作文の歴史の中で受験生が求められる英文が本来の英文エッセイの書き方に近づいている。


ここ数年は語句整序(並べ替え)や英問英答、英文和訳など、そこに含まれる英文法レベルが上がっていましたが、今年は大学入学共通テスト同様、文法よりも英文の読解やリスニングを重視した問題になっています。

①英単語は即答できるレベルに!
限られた時間で分量の多い英文を読むことが求められるので、英単語を見た瞬間に意味が浮かぶ状態か意味を思い出すまでに時間がかかるかで英文全体を読む時間に大きな差が出ます。英語→日本語、日本語→英語の両方が即答できる状態になるまで、声に出したり書いたりしながら覚える習慣をつけましょう。また、visit=「訪れる」だけでなくvisit + 場所(toやinなど前置詞は不要)のように実際の使い方も一緒に身につけないと、いざ英文を書く時に正しく書けません。辞書や教科書で実際に使われている英文と一緒に英単語は覚えるようにするのが面倒なようで実は一番の近道です。
②英文法・英作文
読解重視と言っても決して英文法の勉強を軽んじていいわけではありません。英文法の理解が弱いと英文の意味を取り違えてしまいます。例えば今回の英文であれば、Find a person who inspires you like Takuya(*inspire:やる気にさせる)の意味を正しく取れる英文法のレベルでないと、何となく英文を読むだけでは読み間違いだらけとなってしまっていて、結局は問題の正解率も下がってしまいます(上の英文の意味は「たくやのようにあなたをやる気にさせる人を見つけなさい」です)。また英作文などでも、言いたいことを正しい英文で書けないと減点だらけになります。英文を見た時に、使われている英文法事項に気付き、そのルールに従って日本語に直せること、また言いたいことを正しい英文で書くために必要な英文法を自分の中から引っ張り出せることなど、使えるレベルまで英文法を学ぶことを心がけましょう。そのためにも、できるだけ英文全体で覚えているものを増やしておきたいものです。
③英文読解
まとまった英文を読む場合は、「大意をつかむことを主眼に読む」とか、「時間がかかっても、1文1文丁寧に読む」とか、その時々のテーマを決めて練習していくようにしましょう。また、本文の音声があれば、1度読んだり問題を解いたりした後に聞いて、内容を確認したり実際の発音を学んだりしてリスニングの練習もすると一石二鳥です。
④リスニング
高校受験だけでなく高校での学習や大学入試、さらに社会人になってもリスニング力は重要なので、普段からCDやオーディオプレーヤー、スマホなどを活用して生きた英語を聞くよう努めましょう。塾のテキストにもQRコードがついており、そこで本文の音声を聞くことができるようになっています。またRevo-Englishもネイティブの発音に慣れたり、瞬時に英語を理解し対応する訓練に最適です。


  印刷用のデータはこちら⇒クリック

2021/2/18 春期講習のご案内「新学年授業スタート!」

3月25日から学年をひとつ繰り上げて、新学年のスタートにあたる「春期講習」を始めます。春講新学年各コースの授業実施日、時間帯、費用等を一覧にしております。ご確認のうえ、随時お問い合わせください。
大変ありがたいことに、無料体験学習のお申込みが急増しております。ご紹介いただいた皆様のご期待に添えるよう頑張ってまいります。
※体験学習参加は事前に保護者様からご連絡くださいますようお願いいたします。
※現在、定員満席のため、本校の新中3新中2と山家道校の新中3は4月(新学期)からの受け入れになりそうです。

 

※↓下の各画像をクリックすると、印刷用pdf資料が別画面で開きます。

 


 

両校共通お問合せフリーダイヤル 0120‐823‐759

2021/2/17 今年度の総まとめに!小学生公開テスト 3月13日(土)「学力コンクール」開催!

小3・小4・小5・小6保護者の皆様へ

学力コンクール(公開実力テスト)のご案内

 

 

学力コンクールとは、公立中学校に進まれる予定の小学生を対象とした本格的な公開実力テスト会です。このテスト会には、塾生以外の地域の子どもたちも多数チャレンジされておられます。
この学力コンクールはお子様の成績を客観的に分析するだけにとどまらず、お住まいの学区・地区における公立・私立高校のうち、お子さまの学力がどのあたりの位置なのか、また、将来どのレベルの高校に手が届きそうかにまで踏み込んだ成績表をご返却します。
例年、ご参加の保護者様からは、「学校の成績だけでは見えにくい現段階の実力がわかるので、計画的に高校入試に備えることができる」と好評をいただいております。お子様の学力をはかる「ものさし」として、ぜひご活用ください。

 

◆試験日時
学力コンクール 2021年3月13日(土) 
※時間帯は10:00からの部と19:00からの部があります。ご都合のいい方をお選びください。

◆実施会場 
ちくしの進学教室 本校(朝倉街道バスセンター2F ※筑紫野市針摺中央2-3-5)

◆学年/教科
小3と小4:国算2科 
小5と小6:国算2科または国算社理4科の選択
※各科100点満点/各科試験時間、約30分(休み時間を含めた時間:2科70分/4科140分)

 

ご案内チラシをご用意しました。以下の画像をクリックして開き印刷してご覧ください。

 

 

お申し込みはこちら↓をクリックして印刷してください。

2021/2/17 2021年度年間受講料(各コース月額一覧)のお知らせ

次年度(2021年4月~2022年3月)の年間受講料一覧です。当塾では創業開塾当初から、各学年・各コースの月額費用に関して年間分ご提示し、塾生保護者様にご理解をいただいております。塾生には年度更新時に、新規お問い合わせの方には初回資料送付時にこのご案内をお渡ししています。本校と山家道校で設置コースや授業内容に違いがあるところもあります。ご確認ください。

※↓下の各画像をクリックすると、印刷用pdf資料が別画面で開きます。

 

■(2021年4月~2022年3月) 本校 年間受講料一覧

↑画像をクリックすると別画面で開きます。

 

 

■(2021年4月~2022年3月) 山家道校 年間受講料一覧

↑画像をクリックすると別画面で開きます。

2021/1/21 新小5受験 春期プレ講習 2月16日スタート

現小4生保護者様へ
新小5受験ONE(現小4)プレ講習のご案内

 

新小5のクラス授業に関してご案内いたします。
当塾本校の小5コースには、ONE(中学受験)CAP(非受験型;筑陽や女学院の受験も視野に) 個別指導マナビバ の3コースがございます。
基本的にはONEもCAPも春期講習からのスタートになるのですが、昨年度初めて、将来受験コースをお考えの小4のお子様を対象として「新小5ONEプレ講習」を開講し、とても良い手ごたえを感じました。そこで今年度も引き続きこの授業を実施していくことを決めました。実施日は2月から3月中旬までの火曜・木曜の夕方、全7回完成(下記日程参照)です。全ての日程は参加できないという方も参加可能です。(少人数で実施しますのでそのあたりはこちらで柔軟に対応します)
プレ講習の内容としては、中学受験の学習につながる基礎・基本を中心に、また、知的好奇心を育むような授業を進めてまいります。一番の狙いは「学習するとはこういうことだよ」を伝えることです。受講に関するご相談は随時承りますので、遠慮なくご連絡ください。

 

◆日程 全7回 2月中旬から約1カ月、火曜・木曜
①2月16日(火) ②18日(木) ③25日(木) ④3月2日(火) ⑤3月4日(木) ⑥11日(木) ⑦16日(火)最終日はテスト
※2月23日(火)の祝日と3月9日(火)はお休みです

 

◆時間 16:50~18:15 ※40分授業を1日2コマずつ

 

◆場所 ちくしの進学教室 本校(本館) ※筑紫野市針摺中央2‐3‐5 朝倉街道バスセンター2階

 

◆教科(講師)と学習単元

国語(甘田)
漢字・熟語/説明文/物語文/ことわざ・慣用句/文法(主述・修飾語)/表現技法/詩

算数(柿薗)
計算のきまりと逆算/小数と分数/面積と単位/角の性質/文章題と線分図

社会(今井)
地図の見方/日本地図/都道府県/地理の基礎知識・常識

理科(重冨)
こん虫の育ち方/太陽の動きと気温・地温の変化/星の観察/かん電池と豆電球

 

◆受講費

授業料・教材費込¥9,000(税別) 一日無料体験学習可、プレ講習は入塾金不要
※マナビバ在籍中の小4のお子様は差額を調整します

 

受講希望日の3日前までに、保護者様からご連絡をお願い致します。
本校℡(カキゾノまで) 092‐918‐5417

公式サイト https://chikushin-smile.jp/

 

なお、現在の小5受験コースは、2月2日(火)から新小6中学受験ONEに学年を繰り上げてスタートします。

 

 

2020/12/12 新入塾生募集(3学期)に関して

現在、両校の中3、本校の中1・中2に関しましては、定員満席のため新規生受付をストップしております。また、山家道校の中1・中2ですが、現在、体験学習参加中の生徒が多いため、残席あと数名です。ご了承ください。
なお、先月より本校に設置した通常コースとは別枠の新設コース「toB(トゥービー)」(本校/中1・中2)ですが、こちらも中2は満席、中1は残席数名となっております。
来春4月から、両校ともに新中2と新中3の新入塾生募集を再開する見込みです。3月中旬以降、お問い合わせください。
また、高校生の部も、自習室満席のため2月まで受け入れを停止しております。現高3が卒塾する3月あたりから受付および体験学習を再開します。
小学生については、両校のCAPとマナビバ、本校小5受験ONE(2月から新小6に繰り上げ)それにロボット教室等、新規生募集中です。無料体験学習から是非お試しください。
コロナ禍の状況が深刻化する中、まもなく2021年の受験シーズンを迎えます。教室環境および衛生面には最大限注意しながら教室を運営しております。検温・消毒、マスク着用等、ご協力をお願い致します。
2020年12月 塾長 今井章介

 

 

2020/11/8 冬期講習会のお知らせ

2020-21 冬期講習会の日程等の大枠が確定しました。各学年コースごとに一覧にしております。ご確認ください。
なお、中学部については、山家道校の中2中1で若干名募集しますが、両校ほぼ定員満席です。ご了承ください。また、高校生につきましては、塾生の自習室確保のため、当面募集を停止します。
小学生につきましては、受験ONE・公立系CAP・マナビバといずれのコースも受付中です。まずは無料体験学習からご参加ください。小4の冬休み特設クラスも本校に設置します。お早めにお問い合わせください。

 

↓クリックすると大きな画像が開きます。


【申込・お問合せ】
(本校※尾関) TEL 092-918-5417
(朝倉山家道校※松本) TEL 092-555-5417

2020/10/28 12月5日(土)開催!小6筑陽学園中模試のご案内

 

このたび、筑陽中受験予定者(専願・併願)のための公開テスト「筑陽学園中模試」を12月5日(土)に開催する運びとなりました。昨年に引き続き2回目の開催です。
今年は新型コロナ感染の懸念から、学校の教室を借用することができませんが、入試本番そっくりのテスト問題に挑むことで、ラストスパートに弾みをつけてもらえればと存じます。なお、成績帳票については1週間以内に個人成績表(得点・平均・簡易判定)と答案用紙をご返却します。
入試本番の模擬体験!この機会を活かし、ぜひとも参加をご検討ください。ご不明な点は本校または山家道校までご連絡ください。宜しくお願い申し上げます。

 

++ 筑陽学園中模試の概要 ++

◆ 日時
12月5日(土)9:50集合 10:00~12:00 
※試験時間は、国語・算数各50分です。

◆ 会場
ちくしの進学教室 本校・本館  
※筑紫野市針摺中央2-3-5 朝倉街道バスセンター2階

◆ 参加対象
筑陽学園中学の受験をお考えの小学6年生
※塾生に限らず、どなたでもご参加可能です。

◆試験科目
2教科 (国・算)各100点
※テスト問題は、筑陽学園中の入試問題に準ずる形式です。同程度の難易度を意識した内容を出題します。

◆ 持参物
筆記用具/時計/上履き/受験票(後日配布)/水筒  ほか勉強道具、参考書も可

◆ 受験料 ¥2000(税込)

※下の申込書に受験料を添えて、当塾まで直接お申込みください。11月30日(月)を申込締切とします。

【申込・お問合せ】
(本校※尾関) TEL 092-918-5417
(朝倉山家道校※松本) TEL 092-555-5417

 

↑クリックすると印刷用のファイルが開きます。

 

 

2020/10/22 冬時制のお知らせと講師紹介ページ更新

①冬時制
例年通り、11月から冬時制に移行します。下校時刻が早くなっておりますので、授業の開始時刻を小学部で10分、中学部で15分繰り上げます。その分、早く終了します。11月2日(月)から~3月中旬まで。


②講師・スタッフ加入
新メンバー加入につき、講師紹介ページを更新しました。どうぞよろしくお願いします。
https://chikushin-smile.jp/staff.html

 

◆毎月の塾報(教育コラム欄)はこちら
https://imaism.exblog.jp/
◆ちくしん動画チャンネル喋ログ.Tvはこちら
https://chikushin-smile.jp/syabelog.html

 

 

2020/8/7 小5小6「算数スクラム(ガチ勉)」から始めるのがオススメ!(入塾金割引特典9月末まで)

【中学部】 
本校)中3・中2・中1コースと、山家道校)中3コースは、定員満席となりました。現在、新規生募集を停止しております。欠員のない限り、来年まで募集は致しませんのでご了承ください。追加募集の際はホームページまたは校舎BLOG等でお知らせいたします。※なお、山家道校の中2・中1も残席あと5名程度です。

 

 

【小学部】 
無料体験学習受付中です!小6小5CAP、小5受験ONE(小6応相談)、マナビバ、短期集中個別「ガチ勉(算数スクラムコース)」等、多彩なコースでお子様の勉強のサポート!知的好奇心を育みます。ぜひ、ちくしん小学部を見にきてください。塾長、校舎長はじめ、経験豊富な社員講師陣が責任を持ってお預かりしています。

特に小6のお子様は、来春の小学校卒業→中学入学の半年前にあたるこの時期、既習内容の定着強化を図り、弱点を克服しておくこと、加えて、中学生の先輩たちの姿を見たり、他校の同級生と競い合ったりすることも必要になってきます。そういった環境や立場に慣れ、外部評価を受け入れ、客観的な視点や指標を持つように促していくことも塾の役割と言えましょう。

 

 

【ガチ勉】
ただいま、この夏の新コース、短期「ガチ勉」の受講が急増しております。当初は期間限定の予定でしたが、受講生および保護者様からご好評につき、両校ともに「小5小6(算数スクラムコース)」については今後も継続して運営していくことに決めました。ガチ勉で苦手意識を払拭してからCAP(クラス授業)という流れは、通塾初期の不安やストレスの軽減にも一役買ってくれています。

※ガチ勉からクラス入塾の場合、従来の夏期講習会継続特典と同様に、「入塾金¥3000引き」を適用しております。いったん9月末までをキャンペーンの区切りといたします。
※中1は山家道校のみ「ガチ勉」を継続します。本校は受付ストップしています。

 

(小学生の声)

 

◆小学生コースのご紹介
https://chikushin-smile.jp/shogaku.html

 

 

 

2020/7/8 中1小6小5短期集中個別指導「ガチ勉」始めます!

夏期講習中止に伴う新入塾生向け代替授業(ガチ勉)のご案内

 

1単元ずつ徹底個別指導、これが「ガチ勉」のコンセプトです。お子様も保護者様も、そして私たち講師も納得のいく成果が共有でき、かつ、目標をクリアできた段階で修了とします。指導回数や時間に制限はありません。回数の多い少ないに関係なく、授業料は一定で変わりません。中1以下の内容で素直に頑張れるお子様なら短期間で劇的に向上します。お任せください。

 

詳細は塾長ブログをご参照ください。

☆この夏、新コース「ガチ勉」誕生!

http://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2020/07/08/175116

 

↑画像をクリックすると印刷用データが開きます。

2020/6/30 小4短期講習(夏)のお知らせ

今夏は夏休みの大幅短縮を受け、夏期講習ではなく、通常授業の流れで夏のエッセンスを取り込み、授業を進めてまいりますが、小4は学校に通いながらも、通塾可能な短期講習を8月にコース設置することにいたしました。
下記、塾長ブログをご覧ください。お問い合わせは7月より随時受付いたします。

 

☆小4夏ピラミッド短期講習!-ちくしん今井章介のブログ

 

2020/6/6 おかげさまで20年目!(夏休み短縮に伴う7月8月の授業に関して)

当塾ちくしの進学教室は、おかげさまで創業20年目の節目を迎えました。
2001年の6月1日、ここ朝倉街道の地で第1期生の授業をスタート!そのタスキを繋ぎ、今期受験生は第20期生です。これまで支えて応援してくださった全ての皆様に御礼申し上げるとともに、これからも一年一年を大切に、一人ひとりと向き合い、ともに歩んでまいります。
現在、コロナショックが収束し、早く日常が戻ってくることを願いつつ、塾生とご家族の皆様に安心してご通塾いただけるよう細心の注意を払いながら、オンラインから通塾(対面)に移行しております。最新動向はブログやTwitterでご確認ください。

 

☆塾長ブログ(6月1日の記事)
http://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2020/06/01/141621


☆新入塾生募集に関して(6月15日から募集再開!)
https://twitter.com/chikushin2/status/1268543023249534981

 

 

☆7月8月の授業料減額改定に関して
今年の「夏」は夏休み大幅短縮のため、「夏期講習会」というカタチではなく、通常授業に夏の要素を組み込むことになります。したがって、通塾曜日や時間帯は通常と同じです。(ただし、中3と小6受験ONEのみ授業時間数を確保するため、追加の特訓授業を入れていきます。勉強合宿も中止せざるを得ません。)
つきましては、年度初めにお渡ししていた「年間各月受講料一覧」を作成し直し、7月8月の月謝を改定しました。下の画像をクリックしてご確認ください。

 

 

2020/5/26 分散通塾スタート!(対面授業+オンライン学習)

4月半ばから始めたオンライン学習(Zoomによるリモート授業 ※個別指導)は概ね塾生に好評でした。とても役に立ちました。以下、ご参考まで。

 

【塾報「ちくしん通信」記事抜粋】
オンライン学習の強みと弱み


非常事態の対処策として、急速に広まりを見せる「オンライン学習(双方向リアルタイム)」ですが、情報の伝達手段という点に限って言えば、対面形式と比べても遜色ありません。確かに、ネット環境や通信機器の問題、セキュリティの脆弱性といった不安材料はあるのでしょうが、それらをクリアできれば、この仕組みは本当に素晴らしいものです。実際、当塾でZoomによるオンライン授業を始めて3週間経ちましたが、「情報を伝える」という点では何ら問題なく授業が進みますし、もっと言えば、私たち伝える側のスキル向上によって、さらに可能性は広がるのではないかと感じています。何よりやはり、「どこでも双方向で学び合える」という柔軟性は、今回のコロナ問題にとどまらず、自然災害の多い我が国において、今後もリスク軽減に一役買ってくれるでしょうし、新しい学びのカタチを生みだし、文科省が推進する「教育ICT」を加速させるかもしれません。
ただ、一方で、オンライン授業の「弱み」も見えてきました。「五感をフルに使えない」ことはご想像いただけると思いますが、それ以外にも、自分以外の人間が少なくともあと一人、同じ空間にいなければ解決できない問題、例えば、それは公正さが生命線の「テスト」であったり、些細な確認のやりとりであったり、話が予定調和に収まりすぎて(はみ出せない)面白みがなかったり、気配を察知できずに微調整ができなかったり等々。オンラインを始めたことにより、逆にこれまでのオフライン(対面)の良さがわかりました。この先、ウィズコロナの時代、オンとオフの特徴を生かし、適材適所で使い分け、工夫しながら学習効果の最大化を図ってまいります。そして、それらの活動が塾生の気持ちを後押しする役割を担うことができるなら、これほど幸せなことはありません。

 

 

 

さて、今後2週間かけて、段階的に通塾回数を増やしていこうと考えています。オンライン授業から通常のカタチ、通塾による対面形式のクラス授業に戻していきます。感染予防の観点から「密」にならない状態を作るため、分散通塾で時間割を組んでおります。

今のところ、新規生の生徒募集もストップしております。有難いことにお問合せを多数頂いておりますが、もうしばらくお待ちください。

 

 

 

(塾長ブログをご参照ください)
http://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2020/05/23/230306

 

(山家道校ブログ「授業再開初日!」)
https://clover2015.exblog.jp/29022418/


2020/4/23 オンライン授業(Zoom)始まりました!


コロナ休講期間中の授業の代替措置として、塾生に対するオンライン授業をスタートしました。自宅のPC、タブレット、スマホから塾とつなぎ、双方向の授業を展開しています。従来までの家庭学習フォローも続けながら、このオンライン授業とLINE質問対応で、授業ができない分のマイナスをできるだけ食い止めたいと考えています。手ごたえは上々です。塾生たちも新しい学び方に触れ、フレッシュな気持ちで勉強に取り組めているようです。コロナに負けません!

関連記事はこちら>>>

 

2020/4/15 LINE公式アカウント始めます!


ちくしの進学教室 塾生保護者様へ

当塾では現在、お電話やメールを用いてご家庭との連絡をとらせていただいておりますが、現状のような混乱状況であることを鑑み、さらにご家庭とのやりとりを円滑に進めるため、LINE公式アカウント」の活用を開始いたします。これによって(休講措置後も)LINEを使って授業やイベントの様子等、素早く個別対応でお知らせできるようになります。また、ご家庭からも遅刻欠席の連絡やご確認等、より手軽にできるメリットがございます。‥‥

詳細は塾長ブログに掲載しておりますので、ご一読いただき、是非ご協力いただけませんか。よろしくお願い致します。

 

↓画像をクリックするとブログへジャンプします。


2020/4/6 新型コロナ対応策と方針に関して(4月前半休講措置)


塾長ブログでは、随時、最新のお知らせを更新しています。
当塾のコロナ対策に関しても掲載しておりますのでご確認ください。

※この↓画像をクリックすると、ブログの最新記事にジャンプします。


 

 

 

2020/4/5 2020年度第1回英検・漢検にチャレンジ!

 


英検・漢検のご案内です。

当塾は検定準会場の認定を受けております。塾生に限らず、どなたでも、受検可能です。対策テキストや英検のリスニングCDも当塾で購入できます。

塾生の皆さんはもちろんのこと、一般の小中高校生、保護者様、地域の皆様もぜひご参加ください。
ご相談は随時ご連絡ください。

◆ちくしん本校
 街道駅前バスセンター TEL092-918-5417

◆ちくしん山家道校 
山家道交差点バス停前 TEL092-555-5417


 


≪英語検定≫

当塾実施日:5月30日(土) 
テスト時間帯は級によって異なります。本校のみの開催。
申込受付開始しました。受付期間は4月24日(金)まで。
<追記> 英検申込に関して --- 受付期間5月9日(土)までに延長します! 
英検協会から準会場の申込締切に関して延長措置をとるとの連絡が正式に届きました。これを受けて、当塾ちくしんでは当初今週末で設定しておりましたが、5月9日(土)までに延長いたします。ご検討中の皆様、よろしくお願いいたします。


※英検公式サイト http://www.eiken.or.jp/eiken/

 

英検ご案内資料の閲覧・印刷はこちらから>>>

 


≪漢字検定≫

当塾実施日:6月13日(土) 
テスト時間帯は級によって異なります。両校にて開催します。小6で5級を目指しましょう!テキストで準備すれば合格できます。

申込受付開始しました。締切は5月9日(土)です。
※級の目安はコチラ http://www.kanken.or.jp/kanken/meyasucheck/

 

漢検ご案内資料の閲覧・印刷はこちらから>>>


みなさんのチャレンジお待ちしています!

2020/03/02new 探究教室スイッチ、開催延期のお知らせ

3月17日(火)と19日(木)にそれぞれの校舎で予定しておりました、公開学習イベント「第3回;探究教室スイッチ」は、今回、実施を見送ることになりました。
つきましては、少し先になりますが、両校ともに4月24日(金)に日程を延期することを決めました。現時点では新型コロナウィルス収束への道筋が見えないためです。楽しみにしてくださっていたお子様、ご家族の皆様、大変申し訳ございませんが、どうかご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

ブログもご一読ください。


2020/02/29new 【緊急】新型ウィルスへの対策と来週以降の授業に関する連絡

塾生保護者様へ

※緊急のお知らせ【新型コロナウイルスに関して】

新型コロナウイルスに関して、政府の要請や学校からの通達、マスコミの情報を踏まえ、当塾ちくしの進学教室では、以下のような方針、対策ガイドラインを定めました。ご家庭におかれましても感染症対策に努めていただきますよう、ご協力をお願いいたします。

また、来週から始まる「全校休校措置」に伴い、各学年の通塾日時(授業日と時間帯)を変更して授業を実施してまいります。ご確認の程、宜しくお願い申し上げます。

【塾生へのお願い】

マスク着用、手洗いと消毒を心がけてください。
咳やくしゃみのときは、ハンカチ等で口を覆ってください。
体調がすぐれない場合は、通塾をお控えください。別日にて補習で対応します。
マスクやティッシュは塾内のストックが限られています。できるだけ各自で用意してください。

【保護者様へのお願い】

お子様が欠席される場合はその都度お申し出ください。
ご家族や近しい間柄の人で、感染の疑いがある場合は速やかにご連絡ください。
中受験生の公立高校入試直前でもあるため、3月の第3週まで各学年の通塾日を変更いたします。
(中3以外の学年は、来週から1週間程度の「休講」期間を設け、別日に振替授業を実施します。)
塾から保護者様宛てのお知らせ等は、速やかにご一読くださいませ。

【講師・スタッフ】

講師はマスクを着用し、環境保持のため、教室の換気と消毒を入念に行います。
発熱等の症状が見られるときには、講師の出勤を停止します。
以上、衛生面に関して、細心の注意で取り組んでまいります。なお、万が一、近隣エリアで発症が確認された
ような場合は、政府や自治体からの要請に従い、休館とすることもあるかもしれません。ご了承ください。
このような緊急事態だからこそ、地域の塾としてご家庭のお役に立てるよう、誠意をもって丁寧に対応していく所存です。塾生および保護者様には、ご理解とご協力を賜わりますよう、宜しくお願い申し上げます。なお、ご不明な点、ご相談は遠慮なくご連絡ください。

2020年2月28日 
ちくしの進学教室塾長今井章介

※筑紫野市と太宰府市の公立小中学校は3月3日(火)から、筑前町と大野城市
と小郡市は3月2日(月)から休校となる旨、通達が出ています。
春休みは、当初からのスケジュールどおりの期間(日数)確保されるようです。

※福岡県公立高校一般入試は、3月10日(火)に実施されます。変更はございません。
なお、中学によっては、入試前日の9日(月)を出校日として中3に受験票を配付するとのことです。当日朝の集合場所等にもご注意ください。


こちらもご覧ください。↓↓↓↓

来週以降の通塾に関するご案内

 

今週末の3月1日(日)までは、全学年、予定通り授業を実施します。

① 中3受験生の指導に関して

来週3月3日(火)から6日(金)に予定しておりました「早朝特訓(希望制/無料)」は全て中止といたします。
また、入試後の恒例となっておりました「卒塾打ち上げパーティ」も中止といたします。このような状況ですので、残念ですがやむを得ません。ご了承ください。
なお、3月2日(月)の山家道校の中3授業は休講とし、翌日以降(3日~6日)の振替授業に組み込みます。

両校ともに、3月3日(火)から4日(水)5日(木)6日(金)の4日間は、午前8時30分に校舎をオープンします。中3受験生の自学環境として教室を開放し、さらには志望校ごとにクラスを細かく再編成し、午前の部(9時スタート)と午後の部(13時スタート)に分けて授業を行います。なお、授業時間帯は個別に指示します。18時まで自習室使用および個別質問可。睡眠時間を確保したうえで、生活リズムを朝型に整え、さらに得点力アップに磨きをかける!という狙いです。なお、お弁当持参が望ましいですが、昼食を買いに外出することを認めます。

・3月7日(土)は、中3全員、午前中(9時30分スタート)から「合格ラリー」です。午後に入試壮行会と授業あり。

・3月8日(日)は日曜特訓最終回です。なお、この日は山家道校も校舎オープンします。

・3月9日(月)は、入試前日対策授業および諸注意のため、午後からの通塾となります。この日は午前中、出校日となっている学校が多いため、午後から全員一斉に授業開始の予定です。後日、時間帯をお伝えします。

・3月10日(火)福岡県公立高校一般入試。ガンバレ、ちくしん受験生!→18日(水)合格発表!


② 中3以外の塾生の通塾および休講に関して

・3月2日(月)から10日(火)まで、中3以外の全ての授業を「休講」とします。

・3月11日(水)から、中2・中1、小学部(CAP/ONE/マナビバ)、高校生の授業を再開します。この3月11日(水)から平日の5日間をメドとして、小学生を午前中に(9時から)、中学生を午後の早い時間帯(13時30分から)と遅めの時間帯(17時から)に分けて授業を実施する方向で検討しています。学校も部活もありませんので、夜遅くに通塾する必要はないと判断してのことですが、小学生で午前中に来ることが困難なお子様は、通常の夕方の時間帯でも対応いたします。ご連絡ください。

上記波線部の平日の5日間は、3月11日(水)12日(木)13日(金)16日(月)17日(火)になります。17日が卒業式にあたる小6CAP生は、17日(火)の分を19日(木)に実施します。

この平日朝実施の5日間につきましては、在籍中の塾生の弟さん妹さん(小学生)を塾でお預かりして学習のお手伝いをすることにしました。学童も込み合っているようですので遠慮なくご活用ください。無料です。また、塾生保護者様からのご紹介者様に限り、お知り合いのお子様も2回まで無料で受け入れいたします。

・3月11日(水)は、小学部CAPで「チエトク決定戦」、中2・中1は塾内テスト(学力到達度テスト2科)の予定でしたが、長期休み明けになりますので、実施日を少し遅らせることになりそうです。

・高校生自習室およびBBY受講に関しては、3月3日(火)以降、平日は午前9時から使用できます。校舎オープン情報がわからないときはホームページを確認してください。

・個別指導コースの受講生は、担当講師との相談のうえ、3月11日(水)以降、順次再開します。

・本校の新小6ONEの土曜授業に関してですが、14日(土)と21日(土)は予定通り授業を実施します。

以上、ご確認ください。

本校責任者;甘田・柿薗,山家道校責任者;松本・丸田

 

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2020/02/13 2020年度年間受講料(各コース月額一覧)のお知らせ

次年度(2020年4月~2021年3月)の年間受講料一覧です。当塾では創業開塾当初から、各学年・各コースの月額費用に関して年間分ご提示し、塾生保護者様にご理解をいただいております。塾生には年度更新時に、新規お問い合わせの方には初回資料送付時にこのご案内をお渡ししています。本校と山家道校で設置コースや授業内容に違いがあるところもあります。ご確認ください。

※↓下の各画像をクリックすると、印刷用pdf資料が別画面で開きます。

 

■(2020年4月~2021年3月) 本校 年間受講料一覧

↑画像をクリックすると別画面で開きます。

 

 

■(2020年4月~2021年3月) 山家道校 年間受講料一覧

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2020/02/06 がんばる高校生を応援!ブロヨビ授業(PRムービー)のご案内

ちくしん高等部は、①生のライブ授業 ②個別指導に加えて、③インターネットを使ったブロヨビ授業があります。
ブロヨビ(BBY・ブロードバンド予備校)は現役高校生の大学受験を応援する実力派講師陣によるネット授業が、低価格の月謝制で自分の時間、自分の目的に合わせて受講できるメリットがあります。もちろん高校生用の自習室も完備!集中できる環境で、勉強の効率をアップして、現役合格を勝ち取りましょう。
変革する大学入試に対応しながら進化するブロヨビ授業!「百聞は一見に如かず」です。体験できますので是非お問合せください!

 

フリーダイヤル 0120‐823‐759

 

2020/01/31 春期講習のご案内「新学年授業スタート!」

3月25日から学年をひとつ繰り上げて、新学年のスタート授業「春期講習」を始めます。春は全員横一線!始めるのには最適な時期です。

春講新学年各コースの授業実施日、時間帯、費用等を一覧にしております。ご確認のうえ、随時お問い合わせください。なお現在、受験シーズン真っ最中のため、時間帯によってはお電話がつながりにくいこともあります。ご了承ください。

大変ありがたいことに、1月末より非受験学年の無料体験学習のお申込みが急増しております。ご紹介いただいた皆様のご期待に添えるよう頑張ってまいります。

※体験学習参加は事前に保護者様からご連絡くださいますようお願いいたします。

フリーダイヤル 0120‐823‐759

 

2020/01/28 新小5受験ONE プレ講習のご案内(現小4対象)


春休みから開講する「新小5」のクラス授業に関してご連絡いたします。

当塾本校における小5生は、 ①ONE(中学受験対応) ②CAP(非受験型 ※筑陽受験狙いの方も多い) ③個別指導マナビバ の3コースがございます。

例年であれば、ONEもCAPも春期講習からのスタートなのですが、この度、現小4マナビバ在籍生と春期講習から塾をご検討されている早期お問合せの方を対象に、新小5受験ONEの授業クラスを設置してその前段階の授業を進めていくことになりました。実施日は2月から3月中旬までの火曜・木曜の夕方、全10回完成(下記参照)を予定しています。全ての日程は参加できないという方も単発で受講可能です。(少人数で実施しますのでそのあたりはこちらで柔軟に対応します)

プレ講習の内容としては、中学受験の学習につながる基礎・基本を中心に、また、知的好奇心を育むような授業を進めてまいります。一番の狙いは「学習するとはこういうことだよ」を伝えることです。

受講に関するご相談は随時承りますので、遠慮なくご連絡ください。

◆日程 全10回

①2月4日(火) ②6日(木) ③18日(火) ④20日(木) ⑤25日(火) ⑥27日(木)⑦3月3日(火) ⑧5日(木) ⑨10日(火) ⑩12日(木)※塾内テスト

◆時間

16:50~18:15 ※40分授業を1日2コマずつ

◆場所

ちくしの進学教室 本校(本館) ※筑紫野市針摺中央2‐3‐5 朝倉街道バスセンター2階

◆教科(講師)学習単元

国語(甘田)

漢字・熟語/説明文/物語文/ことわざ・慣用句/文法(主述・修飾語)/表現技法/詩

算数(柿薗)

計算のきまりと逆算/小数と分数/面積と単位/角の性質/文章題と線分図

社会(今井)

地図の見方/日本地図/都道府県/地理の基礎知識・常識

理科(重冨)

こん虫の育ち方/太陽の動きと気温・地温の変化/星の観察/かん電池と豆電球

◆受講費

塾生 マナビバ週②在籍→授業料無料/マナビバ週①在籍→追加授業料¥4,000(税別)

※一般外部生 授業料¥10,000(税別) 1週分無料体験学習可、プレ講習は入塾金不要

→ご案内チラシはこちら

受講希望日の3日前までに保護者様からご連絡をお願い致します。

本校TEL(カキゾノまで) 092‐918‐5417

2020/01/10新小6受験ONE(現小5)2月4日(火)開講!


現在、1月は中学受験シーズン真っ只中ですが、本校の小5中学受験コース(5ONE)は、2月より先行して学年を繰り上げて、小6受験コースに移行します。通塾曜日は火・木・土です。
なお、この日は、小5までのカリキュラム総復習範囲の模試を実施予定です。到達度を測るうえで参考になりますので、ご興味のある方はご参加ください。

随時、ご相談承ります。担任:尾関まで。

2019/10/17new 小学生公開学習イベント(学力コンクール・探究スイッチ)のご案内

秋の深まる11月、小学生対象の公開学習イベントとして、毎年恒例の公開実力テスト会「学力コンクール(小3~小6)」新授業「探究教室スイッチ(小4・小5)」を開催します。
塾生以外の方もご参加可能ですので、近隣地域の皆さま、奮ってご参加ください。

◆こちらに紹介しています
http://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2019/10/16/160310

(写真は本校6CAP国語の授業風景;甘田校舎長)

 

↓画像をクリックすると、印刷用チラシが開きます。

 

公開実力テスト会「学力コンクール(小3~小6)」

 

新授業「探究教室スイッチ(小4・小5)」

2019/6/05 「夏期講習2019」概要 (6月8日より予約受付開始!)

今年度(令和元年)の夏期講習!各学年各コース概要が決まりました。充実の授業コマ数とメリハリの効いた指導で地域の子どもたちの学力向上およびヤル気増進に努めてまいります。夏の1ヵ月で大きく変わります!

全てのコースを一覧にして取りまとめておりますので、ご確認のうえ、お早めにお問合せください。資料のご請求も随時受けつけております。


 ↑上記画像をクリックすると、印刷用チラシが開きます。


→両校共通フリーダイアル TEL 0120-823-759
なお、既に定員に達している学年もございます。

例年、受験学年(中3)は、2学期以降の募集を致しませんのでご了承ください。

ただいま、夏前の無料体験学習に最適です。是非一度、ちくしんにご来塾ください。

 

 

 

2019/5/16new 小3~小6公開テスト「学力コンクール」6月22日(土) 開催!

2019年度 小3・小4・小5・小6保護者の皆様へ

学力コンクール(公開実力テスト)のご案内

 

 

学力コンクールとは、公立中学校に進まれる予定小学生を対象とした本格的な公開実力テスト会です。当塾では、年に3回、各学期に1回のペースで実施しております。このテスト会には、塾生以外の地域の子どもたちも多数チャレンジされておられます。
この学力コンクールはお子様の成績を客観的に分析するだけにとどまらず、お住まいの学区・地区における公立・私立高校のうち、お子さまの学力がどのあたりの位置なのか、また、将来どのレベルの高校に手が届きそうかにまで踏み込んだ成績表をご返却します。
例年、ご参加の保護者様からは、「学校の成績だけでは見えにくい現段階の実力がわかるので、計画的に高校入試に備えることができる」と好評をいただいております。お子様の学力をはかる「ものさし」として、ぜひご活用ください。

 

◆試験日時
学力コンクール 1学期 2019年6月22日(土) 
※時間帯は10:00からの部と19:00からの部があります。ご都合のいい方をお選びください。

◆実施会場 
ちくしの進学教室 本校(朝倉街道バスセンター2F ※筑紫野市針摺中央2-3-5)

◆学年/教科
小3と小4:国算2科 
小5と小6:国算2科または国算社理4科の選択
※各科100点満点/各科試験時間、約30分(休み時間を含めた時間:2科70分/4科140分)

◆費用(税込)
2科受験¥1,400 4科受験¥1,800
(年間テスト会員生については下記参照)

◆成績表返却 
およそ2週間後にご返却 (返却方法は直接お渡し、または郵送も可能)
※今回は7月初旬に成績表のご返却が可能です。夏休みの学習にお役立てください。

ご案内チラシをご用意しました。以下の画像をクリックして開き印刷してご覧ください。

 

 

2019/04/24 GW休館のお知らせ

4月28日(日)から5月6日(月/祝)まで両校ともに休館です。5月7日(火)より通常授業を再開します。なお、新中1コースに関しましては、5月より1日3コマ授業(21:40終了)となります。ご注意ください。

※GW連休が例年以上に続くため、今期の5月授業料に関しては、塾生全員1週間分減額してご請求しております。年間受講料一覧(↓)をご確認ください。
※Revo-ENGLISH(オンライン英語)の申込を受付中です。(中2/小6CAPは授業組み込みのため申込不要)

 

■2019年4月~2020年3月 本校 年間受講料一覧

↑画像をクリックすると別画面で開きます。

 

 

■2019年4月~2020年3月 山家道校 年間受講料一覧

↑画像をクリックすると別画面で開きます。

 

 

高等部 各コース概要&受講料一覧

↑画像をクリックすると別画面で開きます。

 

 

■世界へのトビラ ちくしんONLINE英語授業Revo

↑画像をクリックすると別画面で開きます。

 

 

2019/4/9 新年度責任者およびクラス担任のお知らせ

 

令和元年の始まる2019年度、気持ち新たに!

◆本校

校舎長  甘田 憲嗣
副校舎長 柿薗 裕介

小学部担任
マナビバ 柿薗・志垣
小5CAP 甘田
小6CAP 柿薗・甘田
小5ONE 尾関
小6ONE 尾関・今井

中学部担任
中1S 尾関・甘田
中1A 柿薗・重冨
中2S 甘田・尾関
中2A① 柿薗・甘田
中2A② 尾関・重冨
中3CS 甘田・今井
中3S 柿薗・尾関
中3A① 重冨・甘田
中3A② 堀内・柿薗

高等部担任
ライブ 堀内・甘田
BBY 今井・堀内

その他
ロボット 柿薗・堀内
個別  尾関(各担当)

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◆山家道校

校舎長 松本 孝英
※補佐 尾関 和広
副校舎長 丸田 真太郎

小学部担任
マナビバ 丸田・重冨
小5CAP 松本
小6CAP 重冨

中学部担任
中1  松本・丸田
中2S 重冨・松本
中2A 丸田・松本
中3S 松本・重冨
中3A 丸田・重冨

高等部および個別 丸田(各担当)

以上の体制で2019年度の生徒指導、校舎運営を進めてまいります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。


2019年春 塾長 今井 章介


この春、始まったばかりの「Revo-English(オンライン英語)」の授業体験レッスン、写真は新中1の様子です。みんな伝えようとして必死に頑張ってます!楽しんで!

↓こちらをクリックするとブログへ飛びます。
http://chikushin-imai.hatenablog.jp/entry/2019/04/02/110314

 

↓画像をクリックすると動画もご覧いただけます。

2019/02/21new 小3~小6 学力コンクール(公開テスト3月16日実施)申込受付中!

 

現学年の「まとめ」として、是非チカラ試しにご活用ください。

毎回、塾生だけでなく、弟さん妹さん、近隣の小学生まで大勢のご参加いただいております。現小3小4は2科、現小5小6は2科か4科かの選択です。お問い合わせください。

【申込費用】
・小3 ¥1,120 (一般生¥1,400)
・小4 ¥1,120 (一般生¥1,400)
・小5-2科 ¥1,120
・小5-4科 ¥1,440
・小6-2科 ¥1,120
・小6-4科 ¥1,440

 

※↓画像をクリックすると、別画面でご説明資料が開きます。


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